デヴィ夫人 ウクライナ支援から帰国

デヴィ夫人は、先日、自らウクライナ渡航し、支援物資を届けてきたという。このたび、無事に帰国した。

通常の海外旅行だって往復の無事は100%ではない。今回は命がけであったろう。

 

この単独渡航に対し、政府は「そんな危険地帯へ勝手に渡航するな」と苦情を言った。あの、のび太君みたいな官房長官、誰だっけな、名前がパッと出ないくらいの人、が、そう言ってたのをニュースで見た。政府がそう言いたくなるのも充分わかる。一種のスタンドプレーとも取れる行動であったのは疑いない。とはいえ、「何もしないで文句を言う人らより、ずっと上」だと思う。

 

のび太君がそう言うものの、かつてインドネシアで軍事クーデターに巻き込まれた経験のある夫人なら、命をなくす危険があることくらいは100%承知の上で渡航した、と信じている。2004年に「イラク三兄弟」というおバカ3人が人質にとらまり、●●億円とも言われる身代金を拠出させられたことは記憶に残っているが、夫人ならご自身の財力で身代金が払えると思うし、そうでないとしたら、夫人なら「人質になったら殺されて当然」と覚悟して渡航したと思うので、日本政府から税金で救済してもらおうなんて、これっぽっちも考えていなかったのではないか。

 

と、思ったのが、夫人は、国籍を日本からインドネシアに変更している(Wikipediaでも確認済み)。ならば、万が一の際、救命に当たるのは、日本国政府ではなくてインドネシア政府だと思う。

あの官房長官、そこまで把握していなかったのでは?

 

のび太顔の官房長官松野博一、という名前であった。

私ね~、少なくとも、広報に当たる人間は、「顔が厳(いか)つくなければ」と思っている。

実際、支那国の広報に出てくる外交担当者は、男性も女性も、みんな「憎ったらしいくらい陰険そのもの」のような顔つきをしているではないか。自国がどんなウソ八百をこいても、それを押し通すくらいの意地悪そうな顔。ああいう顔であって欲しい。今の官房長官の顔には、それが全く感じられない。麻生太郎さんの顔なんか、丁度良いと思う。