スーツケースが破損していた

ヤマト便は、つねに顧客サービス目線で動いている大好きな企業である。

働いているお兄さんたちも、まこと頼もしく親切な方ばかり。

なので、もめるのは避けたい。

 

今回、渡米に当たり、スーツケースを、空港と自宅の往復宅配サービスに申し込んでおいた。

こんな重量物を空港で受け取れるようにしてくれるので、往復4000円あまりの料金も喜んで支払った。

が、しかし。

羽田でピックアップして、Deltaのカウンターに向かう途中、スーツケースがゆらゆら、ぐらぐらして、まともに引っ張れなかった。「なんだこれ?」と違和感を抱きつつ、カウンターまでかろうじて持っていくと、Deltaのカウンター職員さんが、

「あ、こっち側1カ所壊れていますね」

と言う。えええ??

 

Deltaの職員さんが「ガムテープお貸ししましょうか」と言ってくれたので、その場でベタベタ補修をした。職員さんがついでに「Fragile」(割れ物)のタグを付けてくれ、そのままチェックインし、往復し、帰国した。

 

 

ヤマトのカウンターでピックアップしたときに破損に気づけていたらよかったのだろうけど、こんなことは想定外だったから、そこまで頭が回るわけがない。

 

このスーツケース、以前にも車輪を1つ修理したことがあるし、土台、スーツケースはバンバンぶつけられつつ運送されるものだから、これももう寿命と思うことにした。新しい品を定めにヨドバシカメラに行った。そこの店員さんに、

「重量オーバーだったんでしょうか?」

と話すと、

「スーツケースの重量の問題ではないでしょう。重量オーバーだったら4つとも車輪が潰れているはずです。それならどこかにぶつけたのでしょう」

と言う。

やっぱりダメ元でヤマトのサービスセンターへ電話してみようかなあ。

ともあれ、配送した荷物はその場で検品すること。この年でまた1つ学んだ。