アメリカ人のこういう反応をいつまでたっても嫌がる私

最近、「○○の斜め上を行く反応」とかいう表現を聞くようになった。

自分が想像していた範囲を大きく飛び越えたような内容・反応を受取った場合の反応に使われるみたいだ。

 

ところで、これは私のアメリカ人旦那が、私の予想の斜め上を行くような、というか、正直言ってアメリカ人にげんなりする話だ。

内容は、ひどくくだらないこと。

 

私が勉強のために聞いているNHKのラジオ英語番組で、「トマトはストレスを与えられると音を出すということを、イスラエルの科学者らが発見した」という話を聞いた。日常食べるトマトがそんな機能を持っているなんて意外だったので、その話を伝えた。

ついでに、トマトのその音は人間の耳には聞こえないけれど、昆虫や小動物なら聞こえるかもしれないそうだよ、とも伝えた。

そうしたら、ヤツはすっごくくだらない返事をよこした。

「If you take LSD, you can hear the plants and understand what they are saying」

つまり、「LSDをヤレば、植物が何言っているかわかるようになる」ってことだ。

 

あ~あ。

やっぱりアメリカ人って、いくら日本に馴染んでも、根本は絶対に変わらない、と思った。

LSDなんて日本ではもちろん禁止薬物だ。ビートルズの歌の一つに「Lucy in the Sky with Diamond」というわけのわからんタイトルのがあるが、それも「LSD」を歌っているのだと旦那から教わってびっくりしてからウン十年。

 

アメリカ人って、なんでこんなにも気軽に麻薬に言及するんだろう。

私は本当にいやなんだよ。こういうのは「冗談」で言う範疇じゃない。それがわからないのかなあ。私が潔癖すぎるの?

旦那の姪のRitaがよく大麻を吸っているのも、Ritaの娘が仕事で大麻入りクッキーを焼いている、っていうのもいやなんだ。

彼らにとってはLSD大麻も麻薬のうちに入らないのかもしれないけど。