区別がつかない動物たち

最近、水族館や動物園を見に行く機会があった。

 

が、それらで飼育されている、

「アザラシ」「オットセイ」「アシカ」

を混ぜて、

「さてどれがどれでしょうか~~~?」

というクイズを出されたら、答えられないなあ、と思った。

辛うじて、アザラシは、体が紡錘形で、あと、ひれ(手)が手として使えない感じ。ほかの2種は、人間に芸をしこまれて、両手で胸をすっくと持ち上げる姿勢や、片手で顔を「恥ずかしい~~」みたいに隠す芸ができるけど、アザラシのひれは「手」として機能できないから、これはできない。が、オットセイとアシカの区別は「???」だ。

だいぶ前の話だが、アメリカに行ったとき、海岸に近い河口に、1頭のソレらしい獣がぐるぐる泳いでいたので、私は、

「Look, it's a seal!(アザラシだ!)」

と叫んだら、前に立っていた男性に、

「No, that's a sea lion(違う、あれはアシカだ)」

と言われたことがある。なので、

「Really?  How could you tell? (本当に? どうやって区別するんですか)」

と聞いたら、

「It has ears (あれには耳たぶがある)」

と返され、ひえ~~~っ、すごいと思った。アザラシの場合は、耳の穴が開いているだけで、耳たぶは無いらしい。

 

あと、わからないのは

「ヒョウ」「チーター」「ジャガー」「ピューマ

も。これどうやって区別しているの?

 

テナガザル(gibbons)の類もいろいろいてわからんけど、これはそうまで区別しようという気力もないので放っておく。