「自分の耳の穴を見る機械」を買ってしまった

ネットを調べると、いまの耳鼻科学では、「耳掃除は必要ではない。耳あかは自然と外に出てくるようになっているから」というのが定説らしい。

しかし、反論がある。電車の中で立っている隣の人とか、外で食事をしていた隣の人の耳から「こぼれ落ちそうになっている」状態を目にしてしまい、吐き気をもよおすことがあるからだ。「自然と耳あかが出てくる」状態に放置しておくのは、マナー違反だと思う。

 

私は幼いころから、親の鏡台にあった耳かきを使い、こそ、こそと耳掃除するのが大好きだった。

母親にもよく耳かきをしてもらっていたけど、母はいつも、

「お前の耳の穴は小さいねえ」

と言っていた。私が母の耳掃除をすると、母の耳の穴はすっきり丸く大きく、誠に掘りやすかった。

 

鼻の穴なら鏡を見ればかなり見えるし、股間の穴たち(注:女性は複数)だって手鏡にしゃがめば表面的には見える。しっかし、耳の穴だけは例外だ。私の耳の穴ってどのくらい小さいの・・・?

 

・・・と、長年思っていたら、いつものドラッグストアに、耳の穴が見える耳かきを販売しているのを発見。ちょっと高かったけど、ついっ買ってしまった。

「Smart earpick」

という。先っちょに、2~3mmくらいの小さな耳かきがついている。

 

最初に、スマホに指定のアプリをダウンロードする。

で、おそるおそる、これを自分の耳に入れてみたら・・・

 

うわ~~、ぎゃ~~、ひえ~~~。

そうやって驚きまくり、見えた耳あかを取り出してみたら、当たり前だけど、2~3mmの耳かきに乗っかって取り出されるものなので、実際には1~2mm程度の大きさだったが、あまりに巨大に見えてのけぞった。

 

私は、自分で「マゾか」と思いながら、YouTubeで、耳かき動画を見ることがある。

過去1~2年、掃除したことなかったのではと思うような、岩石のごとき耳あかの塊を取り出すまで、うげ~、ぎゃ~っと吐き気をもよおしながら見てしまう。まあ、今後、自分の耳で試していくチャンスを得たけど。

「耳の穴が小さいねえ」と言われていたが、確かに母の耳の穴のように、まん丸には開いていないこともわかった。

 

うちのアメリカ人旦那には、耳かきという習慣がない。

「耳に何か入れるなんて、うんと悪いことだ」

と信じている。耳かきにも国民性がある。