びっくり! ホタルについて

何歳になっても「ひえ~ーーっ」と驚くことばかりのワタシ。

 
今、アメリカの某州の個人宅におりますが、この家の庭、夜になると「firefly」、直訳するなら「火蝿」、つまり「ホタル」が舞うのです。
近付いて、手にふわ~っと包み取って見ると、日本のそれよりずーっと小さく、まさに「蝿」か「小バエ」くらいの小ささですが、きちんとお尻の先っぽが光っています。
この近くには、池も川も湖もありません。それなのにどうしてホタルが成長できるんだろう?と思って旦那に聞いてみても、ちっとも要領を得ません。
 
横浜の家の近くにある小学校には、代々、5年生か6年生がホタルを養育する専門の設備まであります。中は、年中水の流れる「ビオトープ」のような構造です。近所に小川があって、餌になるカワニナが獲れるので、それで育てられるのですけど、アメリカでは何でこんな家の庭でホタルが飛んでいるの??と思って、調べてみたら、びっくり。
 
ホタルには、陸生のものがいるのですね。
というか、逆に、水の中で生まれ育つのは、世界でも日本の「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」のみで、海外では、ホタルは、陸生が普通なのだと知りました。
 
 
ホタル=水辺、と思い込んでいたワタシ。何と狭隘な。
外国人からしたら、「なぜ日本のホタルは水辺にいるんだろう」ということなんですね。
ほんと、幾つになっても知らないこと、驚くことばかり。