ユキチャンの甥っ子が走った

私は、競馬オンチ、というか、ギャンブル全体が嫌い。これのせいで、世の中の人ら、とりわけ男性が、どれほど人生をほろぼしていることか、わかったものではない。

 

しかし、有馬記念というレースが年末にあり、しかも、NHKまでがライブ中継するくらいなんだから、多分、結構ステータスのあるレースなんだろうということは想像できる。NHKのアナウンサーでも、競馬中継ができるくらい競馬を勉強している人がいるんだ(実際、相撲中継をするアナウンサーが担当していた、へえ)。レース中の超早口の実況、あれは聞いていてもわからないくらい早口だが、場を盛り上げるという役割が大きいのだろうと思う。

 

さてさて、疾走する15頭の馬たちを見ていたら、なんとなんと、白馬が1頭いるではないか! 

私は、2008年に、私でも知っている「武豊」が騎乗したときのレースで、8馬身の差をつけて悠々優勝したときの「ユキチャン」がいまだ脳裏にある。白馬は弱い、という定説を覆したユキチャンだが、しっかし「ユキチャン」という単純明快な名前のかわいらしかったこと。

 

それで、もっと調べてみたら、今回の有馬記念に出ていた白馬「ハヤヤッコ」とは、このユキチャンの甥っ子であることが判明した。わ~~~っ。道理で美白馬だと思った。

「よし、ハヤヤッコに賭けるぞ」

と思って、画面を見ていたら・・・・・

 

 

15位、つまり、ドンケツであった・・・・・。がくっ。つくづく悟った。私には、ギャンブルの才能はない。

というか、亡母はいつも「ギャンブルで蔵が建った人はいないよ」と言っていた。常に胴元が一番勝つようにできているのだろう。

 

ちなみに1着は、鼻の差で女の子であった。えらい。

女の馬と男の馬は「ひんば、ぼば」というらしいが、漢字が似ていて、いまだ区別がつかない(覚える気力がない)。