賭け事と株

4月30日のこと。

私は競馬なんてまるでオンチだし、ギャンブルの一角だからむしろ嫌いなんだけど、あのNHKでも年に数回だけ、「○○賞」というレースをTV実況中継するくらいだから、きっとステータスのあるレースなんだろう、と思って見ていた。

みなさん一体、何を見て賭ける馬と賭ける金額を決めているものやら。

で、なんで競馬の話なんかしているかというと、一番人気だったタイトルホルダーというお馬さんが、途中で走るのをやめてしまったからである(注:ほかにももう1頭ドロップしていた)。

ひえ~~っ。

競争馬だったらみんな、ゲートが開いたら絶対にゴールまで走りきるものだと思っていた。そのお馬さんは、その後で、怪我があったと診断されたらしい。馬なんて体が大きいし、言葉もしゃべれないのに、馬のお医者さんってよく診断が付けられるなあと思った。サラブレッドなんて怪我したら、最悪、安楽死させられてしまうのでしょ?

 

 

さてさて、話はガラッと変わるんだけど、先日、2年間保有していた某スーパーマーケットの株を売却した。

私が株を買うのは、桐谷さんじゃないけど、優待目的。だってどの株を買ったら良いかなんて、競馬の勝ち馬を当てるくらい決断不可能だからだ。よって、もらえてウレシイ優待品で選ぶのだけど、このスーパーの株に関しては、実際にもらった優待品も思っていたよりしょぼかったし、ときに、申し込んだ優待品とは違ったものが送られてきたりもあった(←おいおい)。

まあ、100株だけで11万円あまりの額だったから、財政には響かなかったけど、しょぼい優待品に加え、下がる一方の株価を見て、なんでこんな株買ってしまったんだろう、と嘆いた。で、ほんと長い間、証券会社のHPを見る気をなくしていた。

 

先日思い切ってHPを見てみたら、あれれ1300円余り黒字になっていた。もう見たくないから、損しなければ良い、と売ってしまった。

2年持ってたったの1300円ちょっとだぜ。ははは。それでも普通預金に預けておくよりずっとマシだけど。

あと、投資信託22種類を持っているのだが、それらにもほぼ利益が出ていた。といっても、投信はもっともっと長期で持つものだから、近視眼は禁物。

 

かのバフェット氏は、株を買ったら1年間くらいは価格の変動を見ない、と、あくまで長期保有に専念しているそうだ。しかし氏はもう92歳だ。それなのにまだ「長期」保有に専念し、さらなる投資先も捜しているという。一体いくつまで生きるおつもりなんだろう。ただただすごい。

最近やたら本を出している老年精神医学者の和田秀樹氏は、

「株をやっている人はボケない」

と書いていた。3大投資家の他のお2人、ジム・ロジャース氏もジョージ・ソロス氏も確かにご高齢。