息子2例

岸田総理の長男が、文春砲にやられて更迭された。

岸田総理も、だんだんかばいきれなくなってきたらしい。

「ぼくのパパはここに住んで働いているんだよ、ぼくもパパと一緒にここで働いているんだよ」

ってな感じで、親族なぞ集めてお写真パチリしたらしい。

しっかし、アメリカ人旦那にこの話をしたら、

「そんな程度で首になるの? だったら、ハンター・バイデンはどうなる?」

と。バイデン大統領のせがれのハンターを、旦那は「bagman」と呼ぶ。「Bagman(袋男)」とはマフィア用語だそうで、つまり、袋の中にわいろを集める仕事をしている輩を指す。バイデンにわいろを送りたい側も、直接送ったら問題になるのは心得ているので、バイデンではなく、このせがれ=袋男に渡すのだ。

 

ともあれ、この岸田翔太郎を秘書官にすえたとき、岸田も親馬鹿だなと思ったが、岸田自身もあと10年かそこらの間に後継者を育てなければならないので、焦っていたこともあるだろう。ほかに2人息子がいるのに、田舎の風習で、後を継ぐのは長男、と決まっていたのかもしれないが、親馬鹿ではあっても、私は、「資質」さえあるなら良いと考えており、ま、様子を見ようと思っていた。

政治経験のなさを批判していた人らもいたけど、たとえば、小泉純一郎が引退したとき、それまで政治経験のなかった進次郎を指名した例もある。

翔太郎に、資質は・・・、なさそうだった。せっかく広島サミットが成功裏に終わったのに、せがれのせいで水を差されてしまった親馬鹿岸田。

 

 

中野市議会議長のせがれ(31)が、「ぼっちを笑われていると思った」と、全然関係ない通行人にくわえ、警察官2名を射殺ないし刺殺する事件も発生した。

なかなか名前が公表されないので、つまり例の「通院歴」がある清いお方かと思ったけど、あとで「青木政憲」と発表された。「通院歴」は、なかったのかな。

父親はすぐ中野市議会を辞職したようだ。しっかし、狩猟を常とする仕事をしている訳でもない人間に、4丁も拳銃の所持が許可される、って、一体何なんだ?

このあと、また弁護士が大活躍して「心神喪失」で無罪に持って行こうとするのだろう。

通院歴はなくても、そういうお方にやられてしまって、しかも無罪にでもなったら、誰を恨めば良いのだろう。

このせがれの名前が「政憲」。同じ「まさのり」でも「正則」「雅典」「昌徳」と感

漢字はいくらでもあるけれど、この2文字。父親も、田舎とはいえ政治家になった地元の名士。期待を込めていたのが感じられる。