縁切り神社 in 京都

先日、久々に京都に行ってきた。

結婚して、日本人の私ですら右も左もわからないまま住んだ京都。

いろいろ苦労も多かったけど、おかげで、地理や移動には困らない。ありがたや。でも、どこへ行ってもあまりに変わりすぎて、半年に1回は来ないと変化に追いついていけないほどだ。かつてあった、好きな店や、京都らしい町屋も、別の店に変わったり、マンションに建て替えられたりしている。

 

今回、「縁切り神社」として有名な、東山区の安井金毘羅宮へ行ってみた。これまで知らなかったのだが、たまたまネットで知って以来、行きたかった。

 

 

過去の悪縁を断ち、良縁を運んでくれる神社、なのだとか。

 

最初に、本殿に参拝を済ませる。それから、縦長の、おふだみたいな紙を、寸志を払って買い求める。

で、そこに、断ちたいもの、結びたい縁を書いて、この巨石の上に、糊で張り付けるのだ。

巨石がもう、紙で貼りつくされて、怪物のようになっている。

巨石には、人ひとりがやっと通れるくらいの穴が開いている。

こんな風に、正面から1回、後ろから1回、くぐって、願いをかなえるらしい。

私は体が細いので通れたけど ↓ 、旦那ぢゃ無理。あれれ、いま同神宮のサイトを見たら、紙を手に持ったままくぐらないといけないらしい。あちゃ~、私は貼り付けてからくぐったよ。

 

 

断ちたい過去の悪縁や記憶を、2つ書いて張り付けた私。

一方の方は特に変化ないけど、もう一方の方は、長年断ちたいと思っている悪い癖で、こちらの方だけは、

「金毘羅さんにお願いしたんだから」

と自分に言い聞かせ、かなり治っている。