春の一日

今日は暑いくらいの1日だった。

新緑がまぶしい。黄緑色、とはまさにこういう色をいうのだというばかりの若葉が木々を覆っている。

いつもは黄色い落ち葉のイメージしかなかったイチョウの若葉の緑が、あんなにも美しいものだとはうかつにも知らなかった。

 

部屋でじーっと作業していても寒くない温度になったので、机とかその辺の引き出しを、ごそごそひっくり返している。

日ごろから整理整頓しているつもりだったが、ひっくり返してみると、2つ折りのガラケーの充電器とか、もう退会したカードに関する書類一式とか、なにかと要らぬものが出てきて、せっせと廃棄に回している。

逆に、「あ、ワタシこんなもの持っていたんだ」というものを発掘したり。ほんと、年とともに物が増えこそすれ、減らすのは至難の業だ。

 

さて、いま飲んでいる緑茶の茶葉がなくなったので、買いに行った。

もちろん、少々高くても新茶である。

いま出始めた新茶は、薩摩半島の先端の産、知覧茶だ。これからだんだん東に向かって新茶が出てくる。

それを、先日、外歩きしていた時に発見した、銅の茶筒に入れた。

いいなあ、銅は。ふたも、すーっとしまる。

 

 

少しぬるくして淹れた新茶、美味しかった。至福の時間。