記憶のシステムって

ちょっと自慢めいて申し訳ないが、昔働いていた会社の部署のみんなが、物や芸能人、スポーツ選手などの名前を思い出せず、

「アレ、アレ、アレ、なんだっけ?」

と回答を求めてうめいていたとき、私はよく、

「ああ、◎●〇でしょ」

と言い当て、ちょっと得意になることがよくあった。

 

しかし、このごろはそれも自信喪失中。

昔、問題になった某社員の名前、何だったっけ?と思い出せない。下の名が「ヒロシ」なのはすぐ思い出せたけど、姓が出てこない。

なにか社会的に知られた名前ならば、検索すればすぐ出てくるけれど、こういうのは無理。とりあえず、その日は普通に寝て、翌朝起きたら、その姓がふっと出てきた。脳細胞って、引き出しになっているようだ。面白い。

 

今の生活に関係ない人の名前なんて、どんどん忘れていくものだろうけど、こういうネガティブなイメージの残っている名前なら、ぱっと思い出せそうなものだが、時間の経過とともに、ネガティブであれポジティブであれ、そうでもなくなるらしい。

 

最近は、何か思い出せなくなっても、あえてすぐスマホで調べず、う~~んう~~ん、と頭を絞り、記憶を脳細胞から呼びよせるようにしている。それでも思い出せないようなら、きっと、私にはそう必要な記憶ではないのかも、と結論づけたりする。

 

私は両親とも認知症になったので、認知症になるのが怖い。

いくら頑張って対策をしても、なる人はなってしまうのだと思っている。

今日、ネットで、「アミロイドpet検査」なる診断方法があることを知った。認知症の原因とされるアミロイドβが、脳にどれだけたまっているかを調べることができるようになってきたらしい。

まだ極めて限られた病院でしかできないようだが、自費でもいいから毎年調べてもらいたいなあ。