さようなら、油壺マリンパーク

老朽化のため、今月末で53年の歴史に終止符を打つことになった、油壺マリンパーク

 

 

建物が老朽化していただけでなく、中にいたペンギンその他の動物たちも、なんとなく老鳥、老獣が多そうだった。

でも、閉館を惜しんで来場した大勢の客たちを、懸命にもてなしてくれたよ。

こんなダイオウイカがでーんと迎えてくれたり、

 

 

アシカショーもあったし、

 

 

イルカショーもあった。驚いたことに、説明によれば、この中の2頭は、なんと40年以上前から同館で飼育されているベテランイルカなのだとう。ひえ~、イルカが40歳も生きることは全く知らなかったけど、人間に例えたら100歳近くないか?

そんな高齢で、もこんなにジャンプができるんだ。すごいぞ、老イルカたち!

 

 

マリンパークの隣にある、観潮荘という、ホテル、と呼ぶには切ないほどの古い建物でランチ。

 

 

私は、お刺身定食。

 

 

ついでに、油壺、という、奇異な土地の名前の由来も、今回初めて知った。

1516年、マリンパーク近くにあった新井城を最後の居城として立てこもった三浦一族が、北条早雲の大軍を相手に、3年間奮闘したものの、ついに撃ち破れ、三浦一族や家臣たちが自刃、討ち死に、または海へ身投げしたため、海面が人の血汐で染まり、まるで「油を流したかのごとくに見えた」ことが、地名の由来だ、という。

何気なく呼んでいた地名に、ぞっとした。

 

とにかく、53年もの間、ありがとうございました。

さよなら、油壺マリンパーク

まだ9月末までやっているので、行ける方はよろしかったらどうぞ。

華為CFO 国賓英雄としての帰国

2018年12月から、カナダ当局に2年以上拘束されていた、華為(Huawei)技術のCFOの女(名前の漢字が難しくて変換させられない)が、罪状の一部を認めることを条件とした司法取引に応じ、解放され、深圳の空港に到着したというニュース。

 

 

 

支那政府からのチャーター機で帰国したんですって。チャーター機

国賓待遇。

深圳の空港には、国家的ヒロインの彼女を大歓迎して出迎える群衆があった。

 

腹立つなあ。

支那は、支那人が海外で拘束されると、絶対に、いかなる罪状を付けてでも、支那国内にいる当該国人民を逮捕する。

完全にみせしめ逮捕、対抗逮捕だ。今回もカナダ人2名を逮捕し、彼女と交換に釈放した。

 

もし、仮に、日本人が支那で逮捕されても、日本政府はこういう見せしめ逮捕は、絶対にできない。

まあ、支那は無法国家であるに対し、日本は法治国家だからというのもあるけど、日本だったら、ぺこぺこ謝るか、カネをたんまり払って解放してもらうかするんだろうな。

そしてただひたすら、支那を刺激しないという戦略で日々を送らせる日本政府。

なっさけないなあ。これでいいのかい・・・・・

 

香港だって、イギリスからの1999年の返還後は、

「50年間は、香港の自治を約束する」

などと公言していたくせに、ころっと前言撤回し、どんどん支那化を進め、民主運動家らを投獄し続ける。

私は、昔、

「香港は元々英国領土だったのだから、英語も上手なはず」

と思っていたけど、彼ら彼女らに話しかけても、英語名を名乗っているくせに、英語はきわめてお粗末だった。

返還後は、支那政府が、英語ではなく北京語教育を強いたからだ。

 

支那はやりたい放題じゃん。国連も誰も、なにもできない。

民主国家、法治国家がバカ正直すぎて、おろかにすら見える。法律や節操、約束なんかない国の方が勝ちじゃん。

なんでKKは帰国するのだろう

前にも書いたけど、びっくりしたことに、うちのアメリカ人旦那は、若い頃、フォーダム大学ロースクールに通っていた。

「間違いなく二流の大学」

と彼は言う。そりゃ、ハーバードやエールのロースクールとは天と地の違いだろう。

 

鉄のメンタルを持つKKが、近いうちに日本に帰国し、会見を行う予定らしい。

眞子さんとは3年ぶりの再会か。でも、毎日スカイプで話していたから、顔は見ていたでしょう。秋家や警備の方々、両名の不適切な接触は断じて許さぬよう見張っていてね。

 

ところで、不思議でたまらないのだが、KKはいま、NYの弁護士事務所で見習いをしているとかいうけど、

「まだ司法試験に合格が決まっていない。」

それなのに、なんでもう結婚が100%決まっていて、眞子さんがNYへ移住が確定しているような報道がはびこっているの。

もし落ちたら、また1年間司法試験浪人だよ。それで、一時金を辞退した眞子さんをNYでどうやって食わせていくの?

自力で働くことを人生で求められたことのない眞子さんは、一時金を辞退した身で、どうやって食っていくつもりなのだろう?

スタバでバイトでもするの?

これまで渋々給費してきた奥野法律事務所だって、いい加減、堪忍袋の緒が切れるのでは。

仮に、司法試験に受かったとしよう。それでも、受かり立てほやほやのケツの青い日本人に、いきなり高給を払うわけがない。

彼は彼で、自分自身で給料に見合う顧客を見つけてこないといけない。

眞子さんって本当に無知であきめくらだね。

毎日、パンの耳で生きていく覚悟があるの?

離婚したってもう平民、皇居には戻れないんだよ。

 

KKも、どうせ帰国するなら、晴れて司法試験に合格し、就職も決定してからの方がいいのではないか。

古い言葉 古い文字

少し前だが、まだ20代の男性と話をしていたときのこと。

彼は「クリスマスケーキ」という言葉の意味を知らなかった。びっくりした。

 

「私が20代のときはね、女性なんかずっと仕事をすることは考えられていなかったから、25歳までに結婚しないと、売れ残り、って言われていたの。それで、俗に『女はクリスマスケーキと同じ』って言われていたのよ」

と説明したら、

「へえ~~、そんなことがあったんですか? たったの25歳で、ですか?」

と、まあ、驚いてくれたのなんの。

こういった言葉を知らないでいる世代が増えてくれたのは、良い印だと思う。

 

ところで、今、上で「同じ」という言葉をタイプしたら、「ゞ」という文字に変換された。

さっきまで、株価をチェックしていたのだが、「いすゞ」という社名をネット上に入力しようとして、「いす」まで入れ、あの「ず」はどうやって?と思い、「同じ」と入力して変換させたからである。

「同じ」で入力するのは、ほとんど「々」。つまり、「ゞ」なんて、「いすゞ」でも検索しない限り、使わない文字じゃないかなあ?

「みすず」という名前の女性がいても、「美鈴」だろう。「みすゞ」だったらしわしわネームかな。

 

それにしても、「いすゞ」は社名変更しないんだね。

あ、いま「いすず」と入力して変換キーを押したら、すぐ「いすゞ」が出てくることがわかった。バカね。

英語民族にカチン

いつもこのことに腹を立てて、しょうがないと思いつつ、つい書いてしまう。

 

うちのアメリカ人旦那が「この記事面白いから読め」といって、ある新聞記事の抜粋を転送してきた。もちろん100%英語だ。

私は、前から何度もこの男に説明してきたのだけど、いつまでたっても英語の新聞記事を読むのが苦痛だ。日常会話に出てくる単語や文章ではなく、文体も違っているし、これだけ長年英語を学んでいる私であっても、何度も何度も辞書を引かないと、1つの記事を読み通せたためしがない。 

それに、前から度々書いているけど、英語のようにたった26個しかない(私に言わせりゃ、the same old 26 characters)文字の羅列を読み取るのに、大層な集中力を要する。アルファベットは表音文字(phonogram)だけど、漢字は表意文字(ideogram)なので、漢字だけささっと眺めれば結構意味が取れる。「Mountain」なんて8文字も使ったりしなくても、「山」という1文字で表せる表意文字の便利さよ。

しかし、この漢字がゆえに、欧米の人間たちには、日本語や支那語の学習は非常にハードルが高い、という話も前に書いた。

 

 

 

支那民族は、世界征服のために、世界のあちこちに支那語学校を建てているけど、漢字とあのフニャフニャした発音の支那語を広めるのは絶対不可能だと断言する。ドイツ人が英語を学んだり、フランス人がイタリア語を学ぶのとは条件が天と地ほど違う。

 

話を戻すと、旦那のいつもの態度にカチンと来た。

なんで、私は日本語の情報をあいつに渡すときには、みっちり訳したり、最低限のsummary(要約)は必ず付けるのに、あいつは、というか、アメリカ人全般そうだけど、相手が何人であっても、絶対に訳そうともせず、summaryすら付けずに平気でいられるのだろう。

「勉強になるでしょ」

と言われしまえばそれまでだけど、私が何遍も「新聞記事の文章は普通の会話英語と違うから苦痛」と訴えても、なぜだか分からない様子だ。

というか、英語を読むのが苦痛だという心理が理解できないらしい。

それに引き換え、日本語という特殊言語を話す日本人は、日本語のままでは外国に通じないということを、痛いほど悟っている。だから私のように当然に訳を添えたりするが、その逆の心遣いはない。

 

この前、テレビで、「日本のここがすごい」的な番組があり、これ系が好きな私は見ていた。

ピクトグラム」が開発されたのは、1964年の東京五輪のときだったという。

外国語が苦手な日本人でも、海外から来た人たちに、どういう競技、どういう場所だか説明せずともわかってもらえるように、という心から芽生えた、すばらしい発明だ。

このときのピクトグラムに感銘を受けた他の国々でも、五輪の際はその国独自にピクトグラムがデザインされたそうだ。

 

しかし、アメリカ人をはじめとした英語民族は、「外国語が苦手」なんてことをこれっぽちも考えずに生きている。

英語が母国語でない国に来ても、ペラペラ英語しか話さず、しまいにゃ「この国は英語が通じない」と文句言ったりする。

 

そして、その番組に出ていた、日本語の上手なアメリカ人の女の子に、司会者か誰かが、

アメリカではピクトグラムってないんですか?」

と質問した。そうしたらそのアメリカ人の女の子は、「ない」と答えた。

アメリカ人は、基本、英語が書いてあれば誰でも分かると思っているから」

だってさ。さすが、アメリカ人の自己中、無神経。

加齢と脚力

数日前、とある横断歩道を渡ったときのことだ。

私が渡り始める前から青になっていた。私の前には数人の人にまじって、あの、池袋の某上級国民のように、両手に杖を持って、一歩一歩、かろうじて歩いている老人がいた。私が真ん中まで渡ったところで、案の定、青信号は点滅しだした。私はいつも通り、ぐわ~っと走り出し、ピコピコの間に渡り終えたが、そのご老人は、まだ横断歩道の3分の1くらいを残していた。

歩行者信号が赤になっても、急に車両用信号は青には変わらない。しかし、あの遅々とした歩みで、とうとう、車両用信号まで青になってしまった。

先頭車両の人たちは、当然、おじいさんが渡り終えるまで停まっているけど、後続車両が、

「なんで進まないんだ~~!」

という意味でクラクションをブーブー鳴らし始めたらどうするんだろう、と、ハラハラして見ていたけど、私も用事があったし、関わると面倒な証言を求められかねなかったので、その場を走り去った。

 

池袋の上級老人の方も、杖2本でやっと立っていられるほど弱った足で、よくプリウスを運転していたなあ、と思ったが、逆に考えたら、プリウスであってもなくても、とにかく、足が動かないから車しか移動手段がなかったのだろう(タクシーは上級国民にはNGなのか)。88歳になっても、あの前日まで、事故を起こさずに運転していたのだから、それまでつちかってきた運転技術に、疑問を挟む理由がなかったのも、多少は分かる気がする。老いとか衰えは、病気でもしない限り、ある日から急に来るものではないからだ。あのサンモニの関口宏さんも、「車庫入れが下手になった」というのがきっかけで免許を返納したという。事故がきっかけ、は、大きい。ところで、池袋の老人は免許返納したのか、それとも免停になったのか?

 

今日新聞で見たのだが、北アルプス槍ヶ岳登山中のグループが、

「落石があり降りられない」

と、ヘリによる救助を求めた、とあった。

19日、このあたりに震度4の地震が発生したため、この影響で落石が起こった可能性があるそうだが、その登山グループの年齢がわかる限りだと、「62歳と59歳のパート女性」に、「61歳の会社員の男性」。

たぶん、槍ヶ岳に登るくらいだから、彼らは登山のベテランなのだろう。

素人が年取ってから、いきなり登れる山ではない。

しかしね・・・・ 

アルプスの登山なんて、もう、40代までで定年にしたらどうだろう。

ずーっと登っていると、衰えを感じなくなる。今回の件は衰えではなくて地震に伴う落石のせいだろうけど、なんか高齢すぎる、と思うのは私だけだろうか。50過ぎたら、もっと平らな山にとどめておいたらどうだ。

三浦雄一郎が、ものすごい人数のスタッフに守られてエベレストに登るのとは訳がちがう。三浦翁は、「高齢になってから高所登山に挑む」悪い例を一般人に喧伝してしまったように思っている。

 

北アルプスの人らは、膨大な救出費用を負担することになるのだろう。

池袋の老人は、頑として自分の運転ミスを認めないまま収監の身となるようだが、もし、この老人、ないし、私が見たお爺さんが、

「横断歩道の青信号の時間が短くて、老人は渡りきれない」

と訴えたとしたら、それは大いに耳を傾ける。

 

「名月」と「1万円札」

明日は満月で、「中秋の名月」にあたる。すでに今宵も、まんまるの美しいお月様が眺められる。

スマホでは、どうもうまいこと天体は撮影できない。

以前勤めていた会社で、社内報係をやっていたとき、自費で10万円もはたいて一眼レフカメラを買った。

あれがあれば、名月もなんとか撮影できたと思うのだけど、最近、そのカメラは断捨離してしまった。

7~8年持っていて、なんら不具合もないけど、カメラ屋さんの買い取り価格は5000円。でも、中古品だからそんなものだ。買い取ってもらえただけで感謝した。

 

とにかく、月って美しい。

なんか、年々歳々、月の美しさに心惹かれるようになった。

 

話は変わるけど、2024年から、新しいデザインの1万円札が発行される予定だ。

新たにお札の顔となるのは、渋沢栄一。お札の発行って、NHK大河ドラマとタイアップしているのかい?

ご子孫たちにコメントを求めると、実際の氏は吉沢くんみたいなイケメンじゃなかった、と口を揃えるという。

そうだよね・・・・・(失礼)。

日本のビジネスの基礎に膨大な貢献をされた氏だから、断じて、俳優のようなビジュアルをしていなければならないわけはないけれど、この1万円デザインって、あまり好きじゃない。

慣れるかも知れないけど。

 

 

 

昔の聖徳太子のお札は、1万円も5000円も、重みがあったなあ。

福沢諭吉も、まあまあ。

しかし、次期新札のこれは、ご本人のお顔が、おそらくは結構修正を加えられているものと思われるけど、それでも今ひとつだし(失礼)、手に取って「うお~っ、いちまんえん!」というインパクトが薄い。それから、「10000」というでかい数字が、書体のせいか、ひどく安っぽく見える。 

 

 

今の、「壱万円」という漢字が中心線に来ているほうが好き。ひょっとして新札は、外国人に配慮をしたというわけ?

 

現金で払う機会がどんどん減少していく時代、もしかして、新紙幣の発行もこれで最後になるだろうか。