映画「翔んで埼玉」かなりお勧め

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魔夜峰央原作の映画「翔んで埼玉」、あそこまで真剣にバカやっていると、逆に笑えて、予想外なお勧め作品に仕上がっていた。

 

超金持ちのエリート高校に、アメリカ育ちの美しい男子が転校してくるところから物語は始まるのだが、この「男子」(=実は埼玉県民)を演じるのが、40代のGacktである。でもサマになっていたから高校生でも許す。

 

都知事の「息子」はなぜか「壇ノ浦百美」という女性名なのだが、男の子なんだそうだ。しかも演じているのが二階堂ふみ。どう見たって女の子だった。

 

壇ノ浦百美が、腹痛を訴える埼玉県民の生徒に、

「埼玉県民には、その辺の草でも食わせておけっ!」

とののしるサマはすこぶるうまい。

埼玉県は「ダサイタマ」としてdisられるようになって久しい。千葉県との争いだが、やっぱり海も空港もある分、千葉県の勝利だろう。Yoshikiの旗が掲げられたときには劇場内が笑いとどよめきに包まれたが、Yoshikiも千葉県出身。

 

そして、かくいう私も、神奈川県民のつもりでいるが、実は、生まれてからハイハイするまで育ったのは、埼玉県なのである。次いで、東京都から江戸川一本を挟んで向こうの千葉県で育ったけどね。おなかが痛くなったら草でも食おう。