「アマチュア選手」の定義

私は、人の不倫なんかどうでもいい。しかし、マスゴミは、報道する時間とスペースを埋めるネタに飢えているので、例えば、東出とか瀬戸とかいう有名人らの浮気を上から目線で叩き続ける。

私が「どうでもいい」と思うのは、もちろん第一には私に直接関係ないからであるが、不倫はあくまで当事者間の問題であって、真に問題として憤ることができるのは、その人の配偶者や子供たちだけだと思うからだ。TVタレント、記者、コメンテーターなんかは、さも偉そうに叩くのだが、彼らは、自分の身には一切覚えがない人ばっかなのだろうか。

 

それはともかく、アマチュア選手に「スポンサー」が多数ついていることを知って「あれ?」と思った。

スポンサーがつけば、もう「プロ」ではないのか?

瀬戸選手なんか、外車に乗って子供の保育園の送り迎え(と、ホテル行き)をしていたそうだ。

外車???? アマチュアが? しかもあの若さで?

 

私のイメージする「アマチュア選手」って、清貧、極貧で、ユニフォームを手作りしたり、練習場を使わせてもらう代わりに掃除をする、というものだった。

スケートの伊藤みどり選手は、才能をみいだされた幼少時から山田コーチの家に住まわせてもらっていたし、荒川静香選手も、一家の生計は祖父母の年金で立てており、お父様の収入は丸々コーチに渡っていた、と聞いたことがある。

 

私の知識がupdateされない間、「アマチュア」のあり方も大いに変わったようだ。

まあ、スポーツ選手、とりわけ水泳選手は寿命が短いから、25歳くらいまでに生涯の生活費を貯めておけるようでないと、なり手がいないのかもしれない。けどね、外車が乗り回せるくらいの「アマチュア」って何だろう。「プロ」との違いって何だろう。