なんか、関西人ってすごい頑固だね

調べてみたら2月24日の放送だったようだが、NHKの「チコちゃん」で、

「なんで関西人はどこでも関西弁を話すのか?」

という質問があった。果たして回答はなんだろう?と思って見ていたら、同志社女子大学の教授が回答の解説者として登場し、

「先生が学校で関西弁で教えているから」

だった。私はとっさに

「こんな回答絶対にウソだ!」

と叫びそうになった。私の答えは、

「東京に魂を売りたくないから、意地でも言葉を変えない」

である。

だって、東北の学校なら先生も東北の言葉で、九州なら九州の方言でしゃべるだろう。しかし、それらの地域の出身者は、東京に出てくると「方言や訛りは東京では恥ずかしいから改めよう」と自覚し、懸命に標準語に切り替える。しかし、関西出身者だけは絶対に切り替えず、関西弁のまま喋り続ける。以前勤めていた会社に、長年東京にいるのに関西訛りでしゃべる人がいたので、「わざと直さないの?」と聞いてみたら、その人はその強い訛りにもかかわらず、標準語のアクセントで話していると思い込んでいたのでびっくりしたことがあるが、こんなのは例外だろう。

 

私がこのチコちゃんの回答をウソだと思ったら、いまネットで調べてみると、やはり私と同じように感じた人も多々いたみたい。

 

 

さて、もう一つ。

先日「なか卯」でランチを取った。なか卯は、この鶏卵価格上昇時にもかかわらず、親子丼を値下げした。そこはすごいと思う。

しっかし、どうしてもいただけないのは、なか卯で出す「蕎麦」である。

 

だってね~~、蕎麦(ざる)の薬味に「青ネギのぶつ切り」を出すんだよ。

ウソだと思ったら、この「本格二八そば」を見て欲しい。

 

 

 

私が食べに行ったときも、蕎麦を頼んでいた人がいたので、首を伸ばして見て見たら、添えられていたのはやっぱり青ネギの小口切りだった。

おいおい、ざる蕎麦の薬味ときたら、白いネギをうすく刻んだものだろ~~?

私は昔、ついなか卯で蕎麦を頼んでしまったことがあり、そこで青ネギが薬味に出てきたので、店員さんに、

「なんで白ネギの刻んだのを出さないんですか? 青ネギじゃ蕎麦の薬味にならないでしょ」

と聞いてしまったことがある。そうしたらその店員さん、

「ちょっとお待ちください」

と奥へ行った。店長に相談していたらしい。再び出てくると、

「当社は関西発祥の会社なので、ネギと言えば青ネギなんです」

だってさ。

おいおい、世の中に根の深い白いネギがあるのを、意地でも無視し続けるのかよ。なんて頑固で狭隘な会社なんだ。

きっと、白ネギを使うと、東京に魂売ったことになると思っているんだろう。

言うまでも無いが、それ以来、なか卯で蕎麦を注文したことはない。