もうすぐ10月だけど、今日もしっかり30度を超えて暑かった。
ところで、これはご近所の「キンモクセイ」の生け垣。
毎年10月1日くらいになると、あの香りが一斉に放たれ出すので、「ああ10月になったか、秋だなあ」と思うのだけど、今年は猛暑のせいか、まだ花が咲きそうな様子もない。いつから咲き出すのだろう。
ところで、ネットの報道によると、TV各局が、ジャニーズタレントを（新規には）起用しない、という決定が、右向け右、で、広まっているそうだ。A局がそうするならB局もC局もそれにならえ、って、至極日本的な判断っぽい。
しかしね・・・
ジャニー爺さんのあの性癖については、元フォーリーブスの故・北公次氏の本などでも、昔から広く知られていたし、週刊文春の裁判でも文春側が勝訴したのに、ジャニー爺さんやジャニーズ事務所に対し、
「爺さんの性癖がやめられないならお宅のタレントを使わない」
と、爺さんの存命中に、反旗を翻したり、被害を報道したりするTV局は皆無だった。
それが、爺さんが死んだ今になって、ぞろぞろと、聞こえの良い「タレントに対する人権侵害」などと批判し初めた。
滑稽だとしか言いようが無い。
それに、ジャニタレを使わない、という宣言は、ジャニーズ事務所の売上げを断つ手段ではあるが、同時に、罪のないタレントたちの収入源を断つことにもなるではないか。彼らとて人の子。収入源がなくなったら食べていけない。ましてやタレントたちは被害者でもある。被害者を苦しめてどうするんだろう。
真犯人・加害者の爺さんを責めず、爺さんが死んで、国際的に批判されだしてから、そろって手のひら返しをするTV局って、何なんだ。
私がTV局だったら、こういう手段は基本的にルール破りだと思うが、ジャニーズ問題が一件落着するまで、ギャラはタレント本人の口座にだけ払う。そして、テロップには、
「当局は、本●●●さんの出演は直接契約にて行っており、ジャニーズ事務所を介しておりません」
とテロップを出す。もちろん、「所属タレントを勝手に使うな」とジャニーズ事務所から攻撃を受けるだろうし、マネジメント料金の支払い訴訟を起こされもするだろうから、実現は極めて難しいだろうけど、いま弱っている事務所に損害を与えつつ、タレントの仕事を守る方法はそれくらいしか考えつかない。こういう時こそ、全TV局でジャニタレと直契約、ジャニーズ事務所へのマネジメント料金支払い保留、とか一致団結したらどうなんだ。
