日本の自動販売機はすごい、「白湯」まで売っている

つくづく日本の自動販売機はすごい。言うまでも無く、日本のハイテクと、国民の民度の高さと、治安の良さによって発展している。

昔、ロンドンの自動販売機に何度も体当たりしているおっさんを見たけど、あれってきっと、何か買おうとコインを入れたのに、何も出て来なかったのだろう。ロンドンの自販機は信頼するだけ無駄だったようだ(今はどうか知らないけど)。それに比べ、お札を入れても絶対おつりが出ることを心配せずに使える日本の自販機って、すごすぎ。

 

350円入れると、生のオレンジを4個絞ってジュースを出してくれる自販機発見。

 

 

おしるこはよくあるが、博多水炊きスープや、かにスープ雑炊まで。そういえば一風堂のラーメンスープも見たことある。

 

 

しかし、びっくりしたのはコレ。↓

おさゆ。へえ~~。

 

 

となりのほうじ茶が140円で、同じ容量のただのお白湯が120円。値段的にもこんな感じかな。

しかし、ただのお白湯を売ろうと考えた人、すごい。これから冬に向かって、お湯だけ飲みたい人もいるかもしれない。

薬を飲むのに、お湯だけ欲しい人もいるかもしれない。冷水は普通に売っていても、白湯まではなかなか考えが及ばなかっただろう。

 

そして何より、あたたかい飲料を発売する自販機がある国って、世界でも日本くらいだろう。

これは昔、トラックの運転手が、寒い中、弁当を食べるのに冷たいジュースを飲んでいたのを見た人が、

「可哀想に。彼らにも暖かい飲み物を」

と考えて発明したものだという。そこまで自販機に情熱を掛けるなんて、なんと日本人は心優しいのだろう。