「2027年3月までに、紙の手形小切手が廃止されます」
と、銀行協会が言っている。
・・・・ てゆーか、まだ、あったの?
昔は「手形交換所」っていう、各銀行の共通の施設?みたいなところがあって、そこで顧客から出された紙の手形を互いに交換して決済していた、と聞いているが、それも2022年に廃止になったそう。
私は大学時代、商法の一部で「手形小切手法」の講座も選択した。
教授は結構話し上手であったけれど、まだ18~20歳くらいの何も知らぬ学生らに、「手形が落ちる」「決済」「不渡りになる」等々の言葉で説明されても、「はあ、何それ?」という感じであった。いま思うに、実際に、手形や小切手の使用済みサンプルでも教室内に回覧してくれればまだイメージができたと思うのだ。なんて不親切な講義だったのだろう。
アメリカではかなり最近まで(今でも?)小切手が支払い手段に使われていたように聞く。
私が昔勤めていたアメリカ系クレジットカード会社では、日本進出からまだ日が浅く、当然だったが、上層部はみんな本国から来た白人だった。その人たちに、いくら「日本では、カードの支払いはbank direct debit(銀行自動引き落とし)でやるのが普通なんだ」と訴えても、それをなかなか理解してもらえなかった。というのも、彼らにとっては、小切手をクレジットカード会社に送付して払うのが当然だったからだ。
また、かつて勤めていた米国系企業で、シンガポール支社から出張してきた女子社員に、「貴国では給料はどうやって受け取っているの?」と聞いたら「小切手」と答えたので、これにも仰天した。私ら日本人社員が「日本ではbank transferだよ」と説明しても、それがどういう制度なのか、彼女にはわかってもらえなかった。給料をもらうたび、銀行に小切手を預けに行くの~~?と、私ら日本人は不思議でならなかった。
