みずほ銀行

今年で早くも6回目のシステム障害を起こしたみずほ銀行

 

一般の人々で、まだみずほをメインの口座にしている人たちって、どういう理由でそうしてい(られ)るのだろう?

「勤務先がみずほ系列なので、みずほ以外に給料受取口座を変えられない」

というコメントもたまに見るが、みずほの惨状がここまで来ると、それはもう、従業員の保護を考えないブラック企業、と捉えられても仕方ないくらいの話だと思う。通帳有料化、1冊1000円を一番先に提案したのもみずほだ。

 

2002年の合併時、第一勧銀も、興銀も、富士銀行も、「当社のシステムが一番だ」と、譲らなかったそう。

なので、仕方なく、3社のシステムを無理矢理つないだが、つないだエンジニア自身が、

「こんなシステム、絶対に動かない」

と恐怖におののいていた、と聞く。その通りになったまま、今日まで20年近く、システム障害を起こし続けている。

上が責任を取って辞任したり、給料を減らしたりしているそうだが、なんとズレているのだろう。唯一の解決は、システムを完璧に作り上げることだけで、上が謝罪会見開いたり辞めたりうんぬんは直接の解決にならないのになあ。

そのうち、システムを作るベンダーだって、お金もらってもみずほの仕事は引き受けないかもしれない。

 

いっそ、りそな銀行に吸収合併されてしまったらどうだ、という声も聞いたが、やけに現実味がありそうな話だ。

三菱UFJも、三井住友も、どこの銀行も、もう店舗と人員が負担であり、これ以上の店舗は要らないだろう。

今後、ネットバンキングとキャッシュレスが進行したら、店舗に来る一般人は、情報と機械に弱い老人と、住宅などのローン相談だけになってくるかもしれない。そうなったら、ますます店舗という建物の必要性は激減する。

 

みずほの皆さん、「合併の時、あんなに我を張るべきじゃなかった。くじ引きでもいいからどれか1社のにしておけば」と、後悔しているだろう。

りそなの軍門に降って、3社とも公平に負けるしか生きる道はないかな。