東横線と「駅名」

東横線の各駅停車で、時々、「青ガエル」車両に乗れる。なんか「ラッキー」と思う。1時間に1本くらいの間隔で運行されているのかな? 渋谷駅前のハチ公広場に、昔々の古い青ガエル車両が1両置いてあるけど、昔の東横車両はみんな青ガエルだったの? それにしても、この愛称がいいわ。

 

 

 

あと、これも時々出くわして乗るのだが、「SDGs車両」。

 

 

車内に入ると、国連が定めたSDGs目標を、車内広告代わりにずらずら貼ってある。

こんなのとか、

 

こんなのとか。

イスラム教国家、とりわけタリバンだったら断じて受け入れがたいGoalである。

 

 

ところで、京浜急行と比べ、東急線は、駅名の改定に積極的ではない。

京浜急行だと、昨年、「仲木戸」という、おそらくは昔からの由緒ある地名から取った駅名を含め、実情に合わなくなった駅名を変更している仲木戸は、JR東神奈川に乗り換える駅なのに、間違ってしまう乗客がしばしばいたのだろう。JRに敬意を表して、勇気ある変更だと思う。「敬意」っていうか、久里浜駅を含め、他の路線と駅名が重複するときは自ら「京急」を付けて区別しているところは、いさぎよい。

それに引き換え、「都立大学」「学芸大学」駅の名前は、地元民らの反対が強いそうで、両大学が去ったあとも、変更しないままになっている。

駅名になりうるような由緒ある地名もそれら駅の近くにはあるだろうに、こういう話を聞くと、ちょっと「地元民のエゴ」を感じるなあ。私が知っている限り唯一改名した「多摩川園」だって、改名まで何年を要したのだろう。

多分、反対するのは、代々住んでいる高齢者だろう。となると、あと20年後くらいにまたアンケートを採らないと改名できないかもね。