安倍元総理への献花に行ってきました

昨日「朝起きた時の気持ちで決めよう」などと思っていたが、甘かった。

 

目覚めたら、暑いくらいの快晴でもあり、行くことに決めた、が、花束を買いに行かねばならない。今思うと、これは昨日の間に用意しておくべきであった。朝10時に近所の花屋さんに飛び込み、

「献花に行くんですけど、白い花中心に何か作ってください」

とお願いした。女性の店員さんが、

「もう、かなり並んでいるみたいですよ」

と言いながら、花束を作ってくれた。

「覚悟しています」

とは答えたが、実際は私の想像のはるか上であることなど、この時点では知るよしもなかった。

これが、持っていった花束。

 

 

東横線の同じ車両には、私のように花を携えた乗客を見なかった。ちょっと・・・恥ずかしかった。でもいいんだ、誰に見られようと構わんし。最終駅は、出る前にネットで調べたら「九段下」でなく「半蔵門」だったので、渋谷で降りようと最初は思ったけど、あの、地下化して以来、ひたすら使いにくくなった渋谷駅が嫌いで、新宿三丁目→九段下→半蔵門、の経路にした。半蔵門駅のトイレは小さいので、新宿三丁目でトイレを使った。

九段下駅に着くと、手に花を携えた人がぐっと増えた。中には、白菊1輪だけリュックに指していた男性もおり、ああ、束でなくこれだけでも良いんだ、と思った。

 

 

半蔵門着(11:25)。ほぼみなさん、手に花束を持った人ばかり。喪服に真珠ネックレスという完璧な装いの女性も珍しくなかった。

「6番出口へ」と言うのでそっちへ出たら、もう数え切れない人々が列をなしていた。そのまま麹町大通りの歩道の上を歩き、最後尾めざした。やっと立ち止まれたのは、「参議院宿舎前」という交差点(11:40)。これなら半蔵門駅ではなく、麹町駅で下車した方が早かったと思った。恐ろしく進まない列。献花の締め切りは16時までだったので、「これじゃ間に合わないかもしれない。昨日のうちに花束を買い、未明のうちに出るべきだった」と、先に立たない後悔をした。しかし、昔、半蔵門で働いていたことがあり、この辺はなじみ深く懐かしい。かつて通っていた店はさすがに、ほとんどが変わってしまっていた。

 

列が、なんとか出発点の半蔵門駅にたどり着いたのは、12:40。ここまででたっぷり1時間以上要した。30度近い厳しい残暑がこたえた。尿意をおそれて水を持って来なかった。我慢していたが、やっぱり飲もうと、途中の自販機で、水と茶は売り切れていたから、リンゴジュースを買った。

 

 

13:50英国大使館前。ここにも花束がいくつも置かれていた。ああ、これらは先頃崩御された女王陛下への花束だ。

すると、まもなく、ズドン、ズドンという大砲のような音が連発で武道館方面から聞こえてきた、テロか?とぞっとしたが、あとで調べたところ、弔砲という儀式なのだそうだ。

 

この近くに、「アベがー」「モリカケがー」と騒いでビラを撒くおババグループがいた。私は彼女らに中指を立ててフリフリしてやった。すっごいむかついた顔をしていた。ひひひ。

 

FM TOKYO前14:00。

最高裁前14:10。

そこで三宅坂前の横断歩道を渡り、お堀端にたどり着いた。お堀端は広いので、これまできっちり並んで歩いていた状態から解放され、各自スペースを取ってバラバラに歩けた。

途中でお堀に近づいて写真を撮ろうとしたら、警察官に注意された止めた。ごめんなさい。警察官も「秋田県警」「岩手県警」「福井県警」と、さまざまであった。

 

手荷物検査を受け、インド大使館の前にたどり着き、やっと献花台が見えてきた。

献花台は、この赤で囲ったところに2台設けられていた。

 

 

14:40、献花台到着。献花台も「撮るな」と言われたけれど、ごめんなさいね、こちらはどうしても撮りたくて。

 

 

花束が山になっているか、と思ったら、私のときは重なった感じではなかった。こまめに取下げ、どこかへ移動していたのだろう。

 

 

しっかりと手を合わせ、「安倍さん、本当にありがとうございました。あの世から、日本を見守ってください」と祈ってきた。

警察官が「立ち止まらず歩いてください」と叫び続けているので、献花が済むとあっという間にその場を去らなければならなかった。ここまで来たので、併せて、靖国神社へ参拝に行こうと思った。

同じ事を考えている人が沢山いたと見え、平日の昼間なのにこの参拝人数は、きっと私と同様、献花後の人々に違いない。

 

 

参拝者を写すのもよろしくないのだけど、どれほどの人々が並んでいるかどうしても残しておきたくて。

 

 

空には、何台もヘリコプターが舞っていた。朝日新聞はきっと歯がみして悔しがっただろうけど、いかに反日報道、反国葬報道をしようと、意に介さず、これほどまでの人数の国民が安倍さんを慕い、花を捧げたいと長蛇の列をなしたのだ。まじで、鳥取県の総人口より多いくらい来ていたと思う。暑さでダウンする人は出なかっただろうか。そして、16時終了予定だった献花台は、いまだ人々が並んでいるので、延長されている、と聞いた。

 

九段下駅の周りには、国葬反対のやからどもが警察官に囲まれていた。拡声器で、マジで喉が切れて血が出そうな声を張り上げ、狂ったように「国葬反対!」と叫んでいる女がいた。おいたわしい。しかも「戦争反対!」などとも言っていた。何の関係があるのだ?

りそな銀行九段支店などは、営業妨害でさぞ困ったことであろう。

 

以上、本日の状況報告でした。