区別がつきにくい動物たち

エンゼルスの大谷選手の同僚に、「マイク・トラウト」という、現在のMLBでは超一級と評される選手がいる。

が、私はついその姓に興味が行ってしまう。

「マス(鱒)」さん。

魚類のまんまの姓。そういえば日本にもお笑い芸人に「鰻」という人がいる。まれに「スズキ」なのに「鱸」と書く人もいると聞く。

アメリカ人の旦那に、

「これまでSalmon(鮭)さん、って人を見たり聞いたりしたことある?」

と聞いたが、それはないなあ、と言った。

トラウト選手は先祖が漁師だったのかな。

 

ところで、鮭と鱒だが、生物的にはそんなに厳密な区別がつけられるものではない、と聞いたことがある。

刺身用で売っている鮭も、元は「なんとかマス」だったりするらしい。

 

クジラとイルカも厳密に区別がつくものではなく、便宜的に、体調5mを超えるくらいから「クジラ」と呼ぶそうだ。

 

フクロウとミミズクもしかり。頭の左右にとんがった羽(羽角)があるとミミズク、みたいに思われているけど、羽角のあるフクロウもいるそう。

 

ワシとタカも、一応、体が大きいものをワシ、小さいのをタカと呼んでいるようだ。

 

進化の過程で、類似性を残しながら、幾多の生物にわかれていったのかもね。