反対派に甘い日本政府

私は「マイナンバーカード」って和製英語が大嫌い。

たとえば「あなたのマイナンバーカード」って英語で言ったらおかしいでしょ。「Your my number card」ってなんじゃい?

 

それはさておき、日本にはいまだ強行にこの制度に反対する人らがおり、とりわけ、左翼の強い沖縄では、マイナンバーカードの取得率がまだ50%行っていない、と聞いたことがある。

変な抵抗だなあ。

だって、抵抗しているつもりでいるらしいけど、そもそも「マイナンバー」自体はもう日本に住んでいる人全員に振られているのだ。ただ、それを「カード」の形で持っていないだけなのだが、それで、国に対して暴れているつもりになっているらしい。なんだかなあ。

まずは、健康保険証としての機能をこれに一本化するのが2024年秋までの目標だが、河野デジタル担当大臣が、あきれるような発言をした。

 

「河野デジタル大臣は、健康保険証をマイナンバーカードと一体化させることを受け、カードを持たない人には、代わりとなる「資格確認書」を無料で発行すると発表しました」

 

ええ?

カードを持たないことをあえて自分の意思で選択しているんだから、そういう人らには「それなら医療機関で10割払え」と喝破するのが大臣たる者の責務ではないのか。

そもそも、現在の健康保険証は顔写真がないため、不法移民などに使い回されたりして被害が生じている。

河野大臣の言う「資格確認書」なるものがどういう形状になるのか知らないが、顔写真を付けないのだとしたら、このカードの目的がまったく無意味になる。もし本当に資格確認書なる異物を発行するなら、発行手数料を取るべきだ。どうして日本人や日本政府は、反逆者に甘いのだろう?こんな態度だから、マイナンバーカードも普及しないのだと思う。

「無くても困らないもの」から「無いと困るもの」にしないと普及しないでしょ。

それを「20000ポイントあげます」って膨大な税金を浪費したキャンペーンで取得をうながすって、ほんと情けないなあ。アメリカだったら社会保障番号(SSN)がないと、就職、銀行口座開設、健康保険の取得、免許証の取得、年金の取得も、生きていく上で重要なことが何にもできないんだよ。そのくらいの必要度に上げないと、ほんと中途半端なものに終わってしまう可能性がある。