せこくて情けない岸田政権

たびたび書いてきたけど、岸田文雄って、一体何がしたくて総理大臣になったのかわからない。

 

たまたま、菅総理が早めに辞任し、思いがけず転がりこんできたチャンスに飛びついた形に見える。しかし彼は、7月の参議院選挙まで、新しいアクションは絶対採らない。ひたすら「検討する」「聞いておく」にとどめ、「検討士」というあだ名まで頂戴した。そして、もし7月の選挙で自民勝利となったら、今度はひたすら、増税に舵を切ろうとしている。国民の給料も上がらないのに。

 

岸田さんの親族には、宮沢元総理を始め、東大卒→大蔵省・財務省ルートの方が複数おいでだそうだ。しかし、岸田さんは、開成高校に入ったけど、3回受験しても東大には拒まれた。やむなく早稲田に行ったけど、こういうところが劣等感になっているのでは。

財務省一族なので、何があっても財務省の言うことは絶対に聞く。従って、税は取るだけ取り立てたい財務省一族として、「減税」なんてもってのほかなのだ。

景気回復のために消費税減税を、とか、土台「二重課税」になっているガソリン価格が高騰するのに対し、ガソリン税や消費税を減免したら、とか、「トリガー条項」の発動を、とか、いくら周囲が声をあげても、財務省のポチである岸田は、耳を傾けない。

 

野党がゴミ以下なので、このまま行ったら、7月の参議院選挙もまた自民党が勝利しそうだけど、それが「検討士・岸田」の功績みたいに受け取られては、勘違いも甚だしい。次の選挙では、いっそ維新に入れようかなとも思うが、維新もまた玉石混交だ。

 

この前、情けなすぎて涙も出ないような話を聞いた。

「年金受給者に5000円を臨時特別支給する」

という話である。

たった5000円?? しかもまた、それを膨大な税金を使ってばらまく、という。年金手帳やマイナンバーカードが銀行口座番号に紐付いていない以上、カネを撒くのに、ものすごい手数と資源が必要なのだ。それがたったの、一人5000円だって。アホか。小学生のお年玉か。

 

7月の選挙対策なのがバレバレだが、たった5000円という額も、大人の発案としてはセコすぎる。それですごい案だと思っているとしたら、もう、腰が砕ける。

そんなの、消費税を8%から5%に一時的に下げるとかすれば、年金目減り分のフォローだけでなく、年金受給者以外の万人の消費意欲も刺激し、経済効果はたったの5000円をばらまくより、はかりしれない。

しかし、しかし、財務省のポチ岸田にとって、「減税」の2文字は悪だから、死んでもやろうとしない。

 

ズレているよ、岸田は。

 

これほどまでに、財務省の鎖にしばられているポチ男。

総理の座に置いておいてはいけない。

早く辞任していただこう。次は高市さんが良い。