岸田総理、息子が公用車で土産を買いまくったとか非難されているけど、それ以外に、突然、耳慣れぬ英単語「reskilling」なんぞを使い出した。
「産休・育休中にリスキリング=学び直しをするという取り組みを支援する考えを示した」
???
日本国の総理が、日本国民に対し、なぜこんな耳慣れぬ英単語を使わないといけないのだ?「学び直し」とか「再研修」とか、平易な日本語の表現が多々あるだろうに。私だって、こんな単語初めて聞いたぞ。
愛用しているALCのオンライン英語辞典で引いてみた。
「(失業者向けの)技能再教育」
単語としては存在するらしく、また、岸田がいわんとしている意味には合っているらしい。
あまりにも「誰かに言わされているっぽい不自然な単語」なので、アメリカ人の旦那に、
「岸田がこんな英単語を急に使い出したんだよ。どう思う?」
と聞いたら、彼もびっくりしていて、
「It’s bureaucratic jargon, not good English. Surprised a Japanese politician would use it.」
Jargonというのは「業界用語」「専門用語」という意味である(不可算名詞)。
「こりゃ、官僚界の専門用語だ。あんまりいい英語じゃない。こんな単語を日本の政治家が使うなんて驚くよ」
と、正直に述べた。
つまり岸田は、自分の言葉で答弁をしていない。とてもじゃないが、岸田がこんな英単語を最初から知っていたとは思えない。つまり誰か=アメリカに留学した英語の達者な東大卒の官僚=に、彼らが書いたとおりの文章を言わされているだけなのだ。言っている自分でも「不自然すぎる」と思わないのだろうか?いくら逆らえないからと言って。
こんな官僚(主に財務省)の伝書鳩みたいな男が総理とは。情けない、どころの話ではない。
器じゃないよ。