税金取りたい財務省と「忠犬・岸田」

何でもかんでも「検討する」で後回ししてきた岸田総理。

安倍元総理の国葬を即決したのは良かったけど、それ以外の「検討案件」を、参議院選挙後、何か決断しただろうか? 記憶が無い。いや、記憶が無いで済ませてしまうのが有権者として悪いね。しっかり覚えていて「あの件どうなった?」と追及しないといけないんだが、岸田の方も国民全体に「検討する」ことにした件など忘れてもらうのを期待していると思うぞ。

 

さて・・・

宏池会だけど、3回受験した東大に入れず財務省にも入れなかった岸田総理。

従って、財務省にアタマが上がるわけがない。参議院選挙を乗り切って以降は、財務省の忠犬ぶりを遺憾なく発揮し始めた。

「検討士」なのに、「増税」だけは即決する。財務省に操られているのが露骨に分かる。

 

おまけに、財務大臣なんて、鈴木善幸とそっくりな顔をしている爺ちゃんだが、財務のことも経済のことも全く詳しくなさそうなご老体で、記者会見もしどろもどろに応じている。財務官僚たちからすれば、こんなににネジを巻きやすい操り人形はないだろう。

 

下のYou tube文化放送「おはよう寺ちゃん」に毎週月曜日出演しているコメンテーター、上念司氏の12/12の回である。

数日でこのYou tubeは消されてしまうので、参考になる意見は記録しておくことにした。上念氏個人の見解ではあるけれど、とにかく、財務省の横暴ぶりがうかがえる。

7:30から11:30をお聞き頂きたい。

 

 

上念氏によれば、財務省には、外国為替資金特別会計(=外為特会)があり、これは、この円安による含み益だけで「30数兆円」あるそうだ。この額で防衛費の増額分を5~6年分まかなえるというのに、これを売って税の足しにするなど、財務省微塵も考えていないそうだ。「使えません」と、ウソの答弁までして国民をだまくらかしているという。国民全体の資産なのに、財務省の個人預金だと思っているのか? 運用の結果、差益が出ても微塵も使わないって何だ? 

 

普通、どんな家計でも、企業でも、支出を増やすなら、その前に、

「無駄な支出を切り詰める」

「手元にある預貯金、資産を集め、必要な程度に売却する」

など、まずは、「自分の財布をあらためてから」が常識だ。

財務省なんて、数ある省庁の一つに過ぎないのに、なぜこうまで国政を牛耳り、総理大臣をポチにし、国民にウソまでついて税を搾り取ろうとばかり考えているのだ。上念氏も言っていたが、こんな危険な省庁、一度解体した方が良いんじゃないか。さもないと、国民の生活が危険である。バカな国民から搾り取ることしか考えていない財務省。官僚の功績と出世が「いかに新税を作って取立てたか」で評価されるという財務省。国民に本当のことを言わない財務省

 

そもそも、東日本大震災の復興特別所得税をなぜ、他の目的に勝手に「転用」できるわけ?

これなら、どんな名目の税でも、いったん取り始めたら、復興が終わろうとも廃止せず延々取り続けられ、挙げ句の果てには政府の胸先三寸でいかようにも使えてしまうってことだ。そんなバカな。我々は、震災に使われる税だから払っているのに。

私はたばこは大嫌いだが、たばこ税って、うしろ暗い人たち(喫煙者)から取る問答無用の税で、どう使われようと誰も文句が言えない性質みたいだ。それも防衛費に転用するらしいが、愛煙家の皆さん方、これも怒って良いポイントじゃないか? そもそもたばこ税って使い道決まっていないの?

 

12/11に行われた茨城県議会選挙では、「自民党が9議席減らした」という。地方議会からも「反・岸田」が鮮明に現れ出した。岸田よ、尻に火が付いているのに気がつかない?

この増税に反旗を翻した高市早苗氏、「更迭と言われればやむを得ない」と、ご自身の意見を岸田の圧力で曲げる姿勢はないことを明言された。あっぱれ。これで本当に高市氏まで更迭したら、怒濤の「岸田おろし」が始まるぞ。