喧嘩の仕方を知らない日本

私がこれまで生きてきて後悔していることの一つに、

「人と喧嘩する技術を全然知らす、やりこめられるばかりだった」

というのがある。なんでもみんな仲良く話し合いましょう、ってのが日本の教育の根幹のような気がする。

そのせいか、喧嘩の仕方を知らないのは、日本人全体に言えるかもしれない。日本人が国際的に出て行くのが性格的に不利でしょうがないと私が思っているのは、語学下手よりも、主張下手で、また、何でもすぐぺこぺこ謝ってしまうことだ。

 

前置きが長くなったが、福島の原発処理水について、IAEAが「海洋放出しても問題ない」とお墨付きをくれた。だのに、中国と韓国が、「汚染水」とひどい呼び方をしながら、放出に猛反対している。ならば、IAEAのお墨付きを覆す科学的根拠を述べる必要があるのに、それをせずただ感情的に反対している。笑えるのは、そういう中国や韓国ら自身が、日本の処理水を数段上回る放射能を含んだ原発の処理水を、平気で海洋放棄していることだ。

 

お前ら、どの口で言っているんだ!!黙れ!

 

と、政府自民党が一喝してやればいいのに、と思っているが、相変わらず、大人しい日本人よろしく、

「理解を求めて行く」

という、本当におひとよしの答弁しかしない。理解も話し合いもしようとしない連中だというのがわかっていないわけではないだろうけれど、なぜガツンと言ってやらないのだろうか。こういうわけのわからん連中には、もうすこし下品で暴力的な言い方をしても良い。

 

さて、韓国の野党議員ら10人が、この処理水の反対アピールのために来日したそうだけど、情けないことに、わが日本の「立憲民主党議員」および「社民党」議員らと面会したそうだ。会ってやるってことは、韓国に味方し、海洋放出に反対しているわけで、ったく、こいつら日本の議員じゃねえ、と頭がクラクラしてくる(まあ元々両党とも韓国寄りなんだが)。しかし、支持率ダダ下がりの立憲、そして風前の灯火みたいな社民党に会ったところで、影響ないか。

 

 

この記事によると、福島みずほは、

「海洋放出に代わる案は十分にある」

と言ったそうだけど、だったらどんな案か言って欲しいものだ。