脱・楽天経済圏

私はもともと、さほどの楽天ユーザーではなかった。

とりあえず、なんとなく楽天カードを作ってしまったけど、年会費無料ではあったが、あまり使わないので、他にも何枚もあるから、と解約してしまった。解約したあとは、「退会証明書」を送ってもらった。

 

さて、楽天証券に口座を開設した上、楽天銀行にも口座を開設し、両方をリンクさせる「マネーブリッジ」の登録をすれば、別に楽天証券を使わなくとも、楽天銀行普通預金金利が0.1%になるサービスがある、と聞いたので、たかが0.1%でもこの超低金利時代だから、と、両方に口座開設してしまった。それでペイオフ上限まで楽天銀行に預金したのが2021年。

しかし、その後ほどなく、楽天銀行から、

「2022年4月から、普通預金金利は、300万円まで0.1%、それを超える部分は0.04%と変更します」

という改悪通知メールが来た。

 

楽天って、いつもこうだよね。

最初「無料」とか「0.1%」とか美味しい話で客を釣っておき、もうからなくなってきたら、無料を有料にするとか、金利を下げるとか、ポイント還元を改悪するとか。

楽天の、こういうところが嫌いなんだ。

で、私は、もともと使っていなかった楽天証券と、マネーブリッジで預金していた楽天銀行も、解約してしまった。

 

 

いま、日本で一番タイムマシンを欲しがっている人は、三木谷さんだろう。

過去にさかのぼり、モバイル事業に参入しようとしていた自分を、ぶん殴ってでも止めたがっているだろう。

モバイルだって、最初、月間1ギガまで無料、という売り文句で顧客を獲得していたが、2022年7月から、これもなくなってしまった。そんなだったら、最初から1ギガまでせめて500円くらいは取っておけばよかったのに、と思う。