年末年始のTV番組など

地震により、元日から放送が1週間ずれた「格付けチェック」。

私はもともと、2つに1つの選択に弱い。左だ!と思ってつかんだ手袋は大抵右である。それなら、と思い、こっちだ!と思ったものの反対側をつかむと、それもまた逆だったりする。格付の判定もほぼそんなふうだ。

 

100万円の高級ワインだから、ウン億円の楽器だから、ミシュランシェフの作った料理だから、といって、必ずしも万人が「おいしい、素晴らしい」と思うモノではないことを証明してくれて、いい。安い楽器だって十分美しい音色を奏でるし、一流のプロとされるダンサーや演奏家が、アマチュアより絶対上、でもない。要は、自分の琴線に触れるか触れないか。その「琴線」のレベルが「ど庶民レベル」のままなら、安い物やアマチュアで十分に楽しめて、いいんじゃないかい? 獺祭のびんに、1リットル1000円くらいの安い酒を入れて飲ませて、「こりゃ違う」と分かる人なんて、どれほどいるのか。すべては「思い込み」の世界、だと思う。

 

テレ東は、大地震の際にも、地震情報の字幕を付けながら、もともと放送予定だった通りに番組を流す。これぞテレ東だから許されること。また、今回はキャラが出川だったことも、却って反感を買う余地がなかったんじゃないかな。

出川も、来月還暦を迎える。横浜アリーナで「男・出川 還暦祭り」を開くのだそうだ。頑張れ、出川。横浜の星(?)。

 

 

 

競馬にはまるで無知だけど、年末の「有馬記念」というあれ、NHKまでが実況放送をするので、きっとすごい賞レースなんだろう。ついでに、やっと「ひんば・ぼば」の漢字の識別方法を覚えた。

馬以外の動物の性別はメス、オスなのに、なぜ馬に限って「牝馬・牡馬」なんて、よく似た字でこ難しい用語を使うのか分からんのだが、「牝馬」の「牝」の右の部首が、カタカナの「ヒ」みたいで、これで「ヒんば」と読むようにした。しかし、「ぼば」って、なんか「母馬」みたいじゃん。しかし「ぼば」はオスなのだ。めんどくせ~。

そこでもうちょっと調べてみたら「牡」の右の部首は、「男性器」を表しているらしい、ということだった。はあ。右の部首で、「ヒ」は「ヒメ」の「ヒ」、「土」は男性器、と無理矢理覚えることにした。

 

 

紅白歌合戦は見なかったけど、たまたまちょろっとチャンネルを合わせたら、黒柳徹子さんが、司会者らと話をしているシーンだった。しかし、みなさん座っていた。というか、徹子さんを登場させるために、ソファーを特別に用意し、みんな彼女にあわせて座っていた、という感じだった。紅白の司会者らは普通、立ちっぱなしであるのに。

日本のTV業界の生き字引、徹子さんも90歳(!!)。それでまだ活躍しているってすごいことだけど、もう立っていられないんだね。「徹子の部屋」の、昔のVTRでは身を乗り出すようにして聞いていたのに、もう最近は、椅子にへばりついて、身動き一つできない状態。入れ歯が合っていないのか、滑舌も悪い。でも、生涯現役かな。