経済評論家の森永卓郎さんは、すい臓がんの診断を受けた際、お医者さんから、
「桜を見ることはできないだろう」
と言われたのだそうだ。
でも、今年も桜開花まであと少し。もう少し、頑張って、ご無理のない範囲でお仕事を続けていただきたい。
「ザイム真理教」は、読ませていただいた。大蔵省(当時)が、いかに異様な組織であるか、小気味よいほどばらしてくださったが、多分、その本のせいで、森卓さんは、財務省から、1日も早く天に召されるよう、呪いをかけられているのではないだろうか。
さて、私のもとに、先日、男性の友人からメールが届いた。
タイトルが、「肝臓に転移しました~~~」と。
彼も、すい臓がん患者。医者嫌いで、やせ始めても全く医者に行こうとしなかったけれど、日々体調が悪化するので、ついに観念して医者にかかったところ、その宣告を受けた由。
私にメールをくれるたび、顔文字とびっくりマークを多用し、むしろこっちが励まされるような内容なのだが、要約すると、更にモルヒネを増量して痛みを緩和し、生きながらえている、ということだ。
そして、今回のすい臓から肝臓への転移の診断。
もう、どう返事をしたらよいのかもわからなかったが、黙っているわけにもいかなかったので、最小限のなぐさめと励ましを書いて送った。