お祭りが苦手

外を歩いていたら、秋祭りのお神輿の一向に出あった。しかしこの日は猛烈な残暑。「秋」どころではなく「盛夏」祭りだ。お神輿は何台も歩いていて、そのあとを、婦人部隊が懸命に追いかけて冷たい麦茶を配っていた。ほんと暑かったから、裏方さんたちも大変だったろう。

 

 

それから、あとに続く小型の消防自動車も見かけた。

消防車?これは警備のパトカーの仕事じゃないの? そう思って、よけいだとは思うが、消防隊の人に「けが人や病人が出た時の対策ですか」と尋ねてみたら、こういう交通整備も消防の仕事なのだ、と答えられた。はあ。

 

 

しかし・・・
私は率直に言って「お祭り」というもの全般が苦手だ。トラウマがある。
もともと、幼いころから「みんなで何かを一緒にする」のがひどく苦手で、一人で本でも読んでいた方が好きで、遊ぶのも近所の決まりきった子たちとだけ。日本では、幼稚園からして「みんなで何か一緒にするのが楽しいこと」と定められているようで、私のような性格の子には、苦痛でしかなかった(多分これは狂人だった父方バアさんの血)。
小学校時代、団地から、いきなり長野という田舎に転校させられ、お祭りを含め、地元の子らが長年かけて知りつくした、こういう、地縁とか土地の風習がたっぷりの儀式には本当になじめなかった。転校生は常に孤独である。
「お前そんなことも知らないのかよ~」
とバカにされたりもした。今となっては「知らないんだよ、教えてね」と、素直に聞けば良かったのに、子供時代って、「知ってて当たり前」で、「知らない」と認めることはバカにされることだと思っていた。
「みんなで一緒に何かやるのを楽しいとは感じられない子」は、こと日本では生きづらいね。
ま、それも、大人になってから、それなりに周りに調子を合わせてその場では楽しそうにはしゃぐ、というマナーは身に着けたけどね。
 
<蛇足>
今日9月22日は「世界サイの日」だそうです。地球上に現存するサイたちは、絶滅の危機にあります。