モスク初体験

初めて、モスクに行った。国立モスク。

入り口近くに、こんな「観光客向けに無料でスカーフお着けします」サービスがあったので、まずはこれを頭に巻いてもろった。しかしこれは必須ではなかった。

 

 

あとで、こんな紫色の長ーいドレスを着用すれば、入場には足りるのだった。その、ドレスを配る女性が何やら質問してきたが、何遍聞いても聞き取れず、5回目くらいで、「あなたはムスリムか否か」と聞いているとわかった。Noと言ったら、この紫を渡された。ちなみに、男性観光客でも、短パンのようにももやスネが出ている衣類なら、腰巻きのような布を渡されてスカートのようにして入場しなければならなかった。

 

 

顔出し厳禁よ

 

ま、モスクと言っても、だだっ広いホールがあり、メッカの方角が正面になっていて、男性数人がお祈りをしていた。

 

そこに、案内係なのかガードマンなのか、老人が立っていて、私に「どこから来たのか」と聞く。私が日本から来た、と言うと、「ヨーコソ」なんて片言の日本語が返ってきた。

 

私はかねてからイスラムに懐疑的だったり疑問があったりしたので、ここぞとばかりに質問してみた。老人はそこそこ英語も話せた。

ちなみに、マレーシアのガイドブックを見ると、「かつてイギリスの支配を受けていたので、英語もかなり通じる」と書かれているが、んなもん、一般庶民レベルでは絶対ウソだぜ。

 

まず、

「なんでこんな女性たちはぐるぐる巻きにされなきゃいけないんですか」

と聞くと、老人は

「女性は弱いから、守ってやらなければならない」

と強調する。私が、

「それは今の時代に差別的では。今の時代は女性一人でもやっていけるのに」

と反論するが、説明は変わらなかった。

「こんなにぐるぐる巻きにしなくてま、きれいな腕や素足を見せたい女性もいるのでは」

と聞いても、とにかく守らなければならない、という。ま、この辺は私がどうこう言っても変わる話じゃないけど。

「女の子はいつからスカーフ🧕をかぶるようになるんですか?」

ときいたら、

「初潮を迎えたら」

と。納得。ちなみに家の中ではかぶらなくて良いのだって。

「女性は、モスクに来なくていいんですか?」

と聞いたら、

「女性は免除されている。女性たちは、家事や育児に忙しいから」

と。やっぱ家事育児は女の仕事。

「でも男だって働いているから忙しいのでは?」

などと聞いたが、毎週金曜日の14時には、このモスクは8000人の男たちで埋め尽くされる、と。ほお。

「金曜日は休日なんですか?」

と聞いたら、それはNoって。しかし、金曜日はランチタイムが2時間あるので、職場から近いモスクに行ってお祈りしてくるらしい。

若者たちは普通に恋人同士で手繋ぎしているのは見たけど、もっとイスラムが厳格な国なら、親同士がきょうだいで、互いの子らをいとこ婚させるところもあるようだけど、マレーシアはそこまで厳格でなく、結婚相手は自由に見つけることができるのだって。