コンビニの店頭に、新聞が何紙も刺さって売られている。
私の好きな野球もやっていないので、この頃見出しのチラ見もしなくなったが、いまさら、ふっと思った。
スポーツ新聞って、この武漢ウイルスの時期、何を書いて売っているのだろう?
彼らも、旅行業者らと同様、すっごく苦しいに違いない。
野球もサッカーも五輪も高校総体も相撲もやっていないんだから。
彼らも、本心では、発行を休みたいと思っているに違いない。スポ新で武漢ウイルスネタを書いてもしょうがないし。
夏の高校野球の開催も危ぶまれている。
春は中止になった。春より、ドラフトの目玉となりやすい夏はどうなるんだろう?
ことし中止になったら、3年生はもう出場できない。高校を出てプロになることを進路としている3年生らの就職にも大きくかかわる。
10月のドラフト会議だって、できないのではないか。
だったら、どうやって選手を獲得するんだろう?
もう一つ、ふっと思った。
5月場所中止が決まった相撲は、ドラフトがない。親方が、自らスカウトに行く。若者たちも、自分たちで行きたい部屋を決められる。
それは、プロ野球とは違って、不公平とかひきょうだとかは言われない。
同じプロでも、サッカーもドラフトがないし、バレーボールなど、他のアマチュアスポーツも、相撲と同じ方式であろう。
となると、野球だけが、ことさらドラフト会議を必須としている。これまでは、みんなG球団に行ってしまいそうだったから、必要悪なのかもしれない。
でも、今は変わった。
ソフトバンクとか西武とか日ハムとか、パリーグの球団も格段に力をつけてきている、どころか、セより実力は上だし、人気もセとそん色なくなってきている。
今年に限って、相撲部屋方式で新弟子、もとい、ルーキー獲得をしてみる、ってどうだろう?
て言うか、そうせざるを得なくなるかもしれない。