なんでつま先を打つとあんなに痛い?

つま先を強打してしまった。

ちょっと電気をケチって、暗闇にした中を歩いていたら、家具の角に、ゴチっと当ててしまった。

ぎょえ~~。

あれってなんであんなに痛いんだろう。

右足のつま先、厳密にいうと薬指を強打してしまったのだが、アメリカ人の旦那には、注意して「I hit the right toe」と言わなければならない。ったく、英語ってあんなにモノの単数複数の区別が厳しいのに、なぜ、足の指の場合はひとまとめにtoeとだけしか言わないのかわからない。あの1本1本は、指に準じたものではないのか。

旦那に説明したときも、

「In the Japanese language expression, I hit the fourth finger of the right leg」

(日本語的に言うと、右足の薬指を打ったの)

と言った。念のため、英語では「leg」に「finger」はありえないのだけど(後述参照)。

打った翌日は土曜日でまだズキズキ痛かった。

「Better have it checked by X-ray」(レントゲン撮ってもらった方がいい)

とも言われたけど、いまはほぼ大丈夫。足指を骨折しても、自然にくっついた人の話も聞いているし。

 

ところで、英語で「finger」の訳語は?という質問に、「指」と答えたら、×ではないけど△。

「手の指」と答えたら、8割正解。

正しくは、「手の指のうち、親指を除いた8本のいずれか」

である。

だから、アメリカの入国管理の際、4本指を乗せて指紋を採るスクリーンには、英語では「put fingers」とあったフレーズを、和訳では「親指以外の4本の指を乗せる」と表示していた。正確だわ。

英語では、親指は指ぢゃないんだから。へんなの。