イチゴの美味しい季節となった。
ここは横浜なので、イチゴを買うといえば大体、「とちおとめ」に代表される栃木県産のイチゴがメイン、なはず。
栃木のイチゴは、収穫量、作付面積、産出額の3つとも、『つい数年前まで』日本一であった。
だけど、なぜかこのごろ、九州産のイチゴがよく目に付く。
栃木県のイチゴがなく、九州産のものばかり売られていたこともあって、びっくりした。
福岡のあまおうは有名。
熊本産のは、イチゴにまでくまモンが。
長崎産も「とよのか」などもよく見る。しかし、
今回買ったのは、いつも玉ねぎや海苔でお世話になっている、佐賀県産。
実は佐賀県産のイチゴは初めて見たような気がする。「いちごさん」とは、なんと単純明快な名前。
横浜から九州なんて、ホントに遠いし、ましてや海苔と違って、イチゴはいたみやすい。
その長距離をおして出荷してくれるんだなあ。
とちおとめさん、ゴメンナサイね。
ところで、前にも書いたかもしれないけど、このイチゴヘタ取り器、ものすごくお勧め。
私は旦那の姪のRitaにもプレゼントし、喜ばれた。アメリカにはこんなのないみたい。
<蛇足>
小学生の時、松戸から長野市へ転校して「イチゴ」のアクセントが違う、といじめられた。
私はそれまで「イチゴ」とイを低く、「チゴ」にアクセントを置いて発音していたが、長野では「イチゴ」と、「越後」のように、イの高いアクセントで発音するのである。転校生は常に孤独である。私は、すぐさま転校先の発音に合わせるしかなかった。