カップヌードル「フタ止めシール廃止」

インスタント麺を滅多に食べない我が家なので、このニュースを見たとき、「フタ止めシール??? なにこれ?」と首をひねった。

 

 

 

この記事によると、これまでカップヌードルに付いていた「フタ止めシール」を廃止することにより、年間33トンのプラスチックを節約できる、という。シールの廃止の代わりに、フタに「猫耳」のように2つのタブを付ける、という。

 

が、そもそも「フタ止めシール」って、なんじゃい?

 

そう思って、形状が変わらないうちにと、近所でカップヌードルを買ってきた。

そして、ひっくり返してみたら、このようなものが底に付いていることを、生まれて初めて知った。いつからあるの?

 

 

へえ~~。なんと細やかな配慮だろう。

しかし、私は、こんなシールがついていることなどつゆ知らず、いざ食べるときは、熱湯を注いだあとのフタの上に、小皿のようなちょっとしたものをおもしとして置いて待つのだとばかり思っていた。つまり、周囲のカバーは、丸々はがして捨てるだけのものでしかなかった。

 

先にちょっと書いたけど、安いファミレスとか、できあいのおかずとかを食べると、胸がむかつくことがある。

こういうカップ麺を食べても、もたれる。

ただ、創業者の安藤百福氏は、1日1食は、食事の際、カップヌードルを汁代わりに付けて食しておられたという。それで100歳近い寿命を維持された。「体に悪いものなんか入っていない」とご自身で証明するためだ、と聞いた(日経新聞私の履歴書」より)。

 

ともあれ、こういう小さな一歩は、すばらしい。

アメリカでもカップヌードル(マルチャンだったかも?)を食べたことがあったけど、日本の製品より激マズだった。あれがアメリカ人の好みの平均値なのかな、と思った。

 

蛇足ですが、横浜にある「カップヌードルミュージアム」は、大人も子供も遊べるのでおすすめです。