冬物のセーターを、徐々にクリーニング店に持ち込んでいる。ああ、春が来たんだなあ。
セーターはかさばるので、私はいつも、ふろしきに包んで、ぎゅーっとしばって持ち込んでいる。
さて、それを見たクリーニング店の受付の老人が、
「へえ、今時ふろしきかい。珍しいね」
と言うではないか。ええ?そうなの?
私は胸を張って、
「そうですか? こんなすばらしいエコバッグ、世界中にまたとないじゃないすか。私はいつもこうやっています」
と言うと、おやじさんは老人だったので、私の言っていることがわかるとばかりに、うんうんうなずいてくれた。
へえ~~、こんなに重宝なものなのに、珍しいことなんだ。
そういえば、いまどき、どこのクリーニング店内にも「衣類運搬用エコバッグ」なんていうものを売っているぞ。
でも、ふろしきでいいじゃん。終わったら、ちいさくたためて、全然スペースも取らないのになあ。
さて、14時からは、急遽テレ東が中継を決定した、ロッテvs.ファイターズ戦を見ることにした(テレ東えらいぞ)。同時間、TBSではベイスターズ戦をやっていたようだけど、無視。
ぶったまげたのは、ずーっと完全試合ペースで投げていた佐々木くんを、8回、102球投げたところで、井口監督は、交替してしまったのだ!!
ぎょえ~~!なんという勿体ないことを!これまで、世界中で誰もなしえなかった2試合連続パーフェクトが目の前にぶらさがっていたのに!ものごとに「たら・れば」は禁物だけど、もう人生でおそらくは二度とないチャンスを、こんな形で打ち切ってしまって、良かったのだろうか?
ちょうど、彼が高校3年だったときに、彼の将来を案じて、高校の監督が県大会決勝戦で投げさせなかったのとかぶる。
だけど、ハムのピッチャーもすごかったということ。もし8回までにロッテが1点でも入れていたら、佐々木は9回まで投げていただろう。
井口監督も、あとあとこれは「英断」だったと言われるように祈りたい。
あ~、しかし勿体なかったなあ。ぶつぶつ。
これから先も、幕張で佐々木君が投げる試合は、プラチナチケットになるだろうね。彼がメジャーに移籍するまでは。
ロッテは彼を大切に育ててくれているようだ。いい球団に入ったね。打席のないパで正解だったことは確か。