源氏物語と日本

紫式部が作者とされている源氏物語

世界最古の小説だが、1000年以上前の、しかも女性が、文字を書けていたなんて、当時、世界のほかの国々では、ほとんどの女性が文盲だったろうことを考えると、日本の文化のレベルは途方もない。

せんだって京都に行った際、ついでにあべのハルカスにも行った。中に美術館があり、そこに源氏物語絵巻、あの、所有者が泣く泣く切断して分散販売した中の1片が展示されていたからだ。もちろん、国宝。ちょうど今、大河ドラマでテーマにされているので、それにあやかった展示だろう。

 

もし源氏物語がなかったら、いまの日本はどうなっていたのだろう。特に、高校3年時の古文の時間は何を習っていたのだろう。大学受験での出題はどうなっていたのだろう。大学で国文学科は何を教えていたのだろう。この物語、本当に紫式部が書いたとして、その作成動機がどうだったにせよ、彼女の筆のおかげで、良くも悪くも後世の我々は多大な影響をこうむっている。

 

しかし、考えたら、源氏物語、って、許しがたい話だと思う。

いくら主人公が見目麗しく、あらゆることに並外れた才能を持ったプリンスであっても、父の妻に手をつけて妊娠させ、兄の妻に手をつけて須磨に流罪になったりしている。兄の朱雀帝一家、とりわけ、源氏の父からの愛を、源氏の母や藤壺に奪われた弘徽殿女御やその父の怒りはすさまじかったろう。私はこの右大臣一家に同情するのだが、物語では、むしろこの一家の方がヒールに仕立てられているらしい。いくら主人公の源氏を賛美する物語だからと言って、これっておかしくないか?

 

さて、源氏物語は架空の小説だけど、現代の子孫にあたるカコさんが、ペルーを訪問なさった。地球の裏側への旅だから体力的に若くないと難しい。その点では、29歳の若さが有利に働いているけど、なんか年齢の割に幼げだ。また、コメントを求められてもたどたどしい。

でも、我々は、現代の皇族が源氏のようなスーパーマンだなんて誰も思っていないからね。とりわけ彼女の父であるA宮は、学習院時代、いつもいつも学年1のどんケツの成績だったということを、彼と実際に同学年だった人の言葉として聞いている。

周囲の猛反対を押し切ってA宮と結婚したキコさんは、ず太い神経の持ち主だと思う。皇室に嫁ぐには家柄が普通過ぎると反対されていたのだろうけど、自ら進んで宮妃となった。皇室に畏怖する姿は全く感じられなかった。結婚前にA宮の子を2回も●絶なさった、という噂は、あちこちで聞く。

この夫婦の場合、キコさんが玉の輿に乗った形だが、逆のパターンで結婚をもぎとったのはKKである。だから、マコさんのことは「親の因果」で、反対しても無駄ったのだろう。

カコさんは結婚相手を探しているらしいが、結婚相手候補の側から「KKと親せきになりたくない」と断られる、とか。

 

 

宇治川のほとりにある、紫式部像。