ちょっと前、まだKKの司法試験失敗が報道される前のこと、フォーダムの先生方が、彼の結婚を祝福するメッセージを発しているのをTVでちらっと見たのだが、その際、彼らは、
「Congratulations on your marrige with Princess メイコ~~」
と言っていた。
どんな外国語であっても非nativeにとって正確に発音するのは至難の業だ。しかし、「マコ」でなく、つづったとおりに「メイコ」と発音したのは、日本人として「仮にも皇女なのにちょっと無知というか失敬じゃん?」と思った。
アメリカ人旦那に、
「ねえ、英語話者は、Aを『ア』じゃなくて『エイ』と発音しがちなのはわかるけど、仮にもプリンセスの名前なんだから、先に発音くらいちゃんと調べておいたっていいんじゃない?」
と聞いたが、皇室に関心が無いあいつは、
「アメリカ人は誰もPrincess Makoなんて知らないから」
と言う。
ところで、全米ライフル協会の会員であるその旦那は、
「マコがあるぞ」
と言って、 写真を見せてくれた。
ひえ~~っ、拳銃じゃん!!!
で、もうちょっと調べたら、makoって、英語で「アオザメ」のことなのである。ひえ~っ、サメ!!
この拳銃の名前はサメから取られていた。
しかし、父親のA宮が「勘とひらめきで付けた」という「眞子」が、まさか英語でサメの一種だとは、私も今回調べるまで知らなかった。
英語話者にとっては、「メイコ」と発音するほうが、結果的には礼にかなっていたのかもしれない。