どうしても苦手な日本語

みんなが職場で言うから仕方が無いんだけど、私はどうしても、

「おつかれさまです」

というフレーズが、大の大の大の苦手である。

朝イチでメールを開いても、冒頭すぐに、

「桃実さん、お疲れ様です」

と書いてある。

「朝イチだよ、疲れてなんかいねーよ」

と、毒づきたくなる。

ただの挨拶言葉なんだから、そんな目くじら立てなくても、と言われてしまうのはわかっている。

でも、私自身はなんとしてでも使いたくないから、親しい間だと、

「どうも~」

とか、もっと砕けた間では、

「まいど~」

なんかでごまかす。メールには書かない。

このフレーズって、そんな昔には、business hours中の挨拶としては使われていなかったような気がするのだが、はて?

 

一日の仕事が終わって帰るときなら、まだ良い。

「お疲れ様でした」

と、過去形で言えば、ああ今日も終わったなあ、と思えるんだけど、business hoursの間に言わないでくれないかなあ~~。

疲れてないんだから、って言っても、「お元気ですか」では、変だしな。

 

とにかく、英語に訳せないことは確かである。

 

 

<蛇足>

 

鴨南蛮蕎麦を「ユズ抜きで!」と頼んだ。

しばらく待って運ばれてきたら、私のテーブルに置く直前、

「あ、ユズ抜きでしたね、失礼しました。作り直してまいります」

と。

 

作り直しまでさせてしまって、勿体なかったなあ。

で、思ったのは、作る人ってもう、体が反射的にユズを入れるようになっているんだろう、ということ。

左は山椒をひく道具だけど、鴨南蛮に山椒、か。ちょっと珍しい(普通?)。