なんか最近、貧困で生理用品が買えないから援助してくれ、とかいう訴えがネットに取り上げられるのを目にするんだけど、私から言わせると、怪しさと違和感がプンプンである。
非正規の女性たちは、このコロナ禍で収入が落ちたり、無くなったりしているのだろう。
それは気の毒だと思う。
ただ、彼女たちは、携帯(スマホ)のお金は何が何でも死守し、おそらくは化粧品も衣装代も第2、第3順位で死守しているだろう。
しかしね、生理用品なんて、そんなに高い物を選ばなければ、1か月数百円くらい買えば十分しのげるんだよ。
タンポンとナプキンを併用したり、厚手と薄手のものを買ったらもう少しかかるけど、1か月で全部は使い切らないから、翌月に回せる。
携帯代金は捻出できても、なぜ月1000円もしない生理用品が買えないと訴えるのか。
そんなに、支えてくれる実家も親兄弟も持たない人がごまんといるのか。
ここでひっかかってならないのが、援助を求める対象が「女性しか使わない物」だ、ということ。
なんか「弱者である女性」を装っていまいか。
政府も、オヤジばかりだから、女性の貧困で、女性特有の需要を言われると、反論しづらいという弱点を突いてはいまいか。
そもそも、1か月数百円の生理用品代金が捻出できずに、どうメシを食って生きているのだろう。
もし、私が本当に生理用品も買えないほど貧困しているとしたら、タオルや古い布を切って何枚かにし、それを洗っては乾かし、洗っては乾かして使うと思う。生理用品は絶対に市販品を買わなければならないものではない。代替品も思いつかないとしたら、頭が貧困だ。
こういう意見は男性が言ったら袋だたきに遭うおそれがあるので、女である私が言う。