うちのアメリカ人旦那が「地球上で一番好きな場所」と言っていた、東急ハンズ。
しかし、しかし、昨日、悲報が飛び込んできた。
2022年3月末をもって、「カインズ」に売却されることが決まった、という。
あ~~~。
私や旦那は、若者の街である渋谷はちょっと行きづらく、大人っぽい新宿店が好きだった。
横浜店もあるのだけど、2013年に、渋谷店みたいに細長いビルだったのが取り壊され(今は平地の駐車場になっている)、横浜駅前の「モアーズ」の中に3フロア入っている。が、このモアーズ全体がハンズになってくれてもいいのに、とすら思っていた。新宿店ほど、品揃えが豊かでも、ターゲット年齢が高めでもない。
新宿店だと、ご婦人方は、ご亭主をハンズに預かってもらって、高島屋でゆっくり買い物をすることもできる「託夫所」の役目も果たしてくれていた。
2021年3月の決算で71億円の赤字、しかも2期連続だったという、池袋は滅多に行かないので、池袋のハンズが閉店したことも知らなかった。
なにかと頼りにしていたハンズ。行くだけでも十分楽しかったハンズ。
コロナの影響があったことはわかるけど、「ネット通販の影響」と聞くと、悲しくなる。
私は、ネット通販ってあまり好まない。実際、物が送られてきて「なんだ~、こんなモノだったの?」という腹立たしい経験も何回かしている。実物を手に取ってから買うのに勝るものはない。
競落したカインズには、どんな勝算があるというのだろう。
そのうち、大好きなヨドバシカメラも同様の目にあってしまうのだろうか。今は、ヨドバシで実物を見て、ネットで安く買う人も多いらしいから。店舗は、展示場じゃないぞ、と言いたい。