火事があった(3/11早朝5時台)

今日は、海外では「パイの日」。3.14だからね。しかし、この「パイ」は「pie」ではなく、発音は同じ、円周率の「pi」ね。

でも、シャレで、食べるほうのパイの日としても認識されている。
昔はよく、パイを焼いたものだった。かぼちゃやリンゴ。今はすっかり作らなくなったけど。

 

さて、土曜日(12日)に友人からLINEが来て「白楽で火事があったでしょ?」と言う。

「白楽」というのは、東急東横線の駅で、横浜から渋谷に3つめの駅だ。

 

さっそく野次馬しに行くと、小さい消防車が停まっていて、

「ここから先入れません」

と言われた。

 

 

で、日を改めてまた野次馬しに行ったら、まだ、焦げ臭いにおいがした。
ここはかかりつけ婦人科医のすぐ近くなので、なじみがあるエリア。
火元の家は、かなり古い木造住宅だった。これならすぐ燃えるなぁ、と思ったほど。
 
 

 

これは、もらい火をしてしまった隣の木造住宅。こちらもほとんど全焼。気の毒で仕方ない。

 

 

さて、かかりつけ婦人科医に行くとき、いつも気になっていたのだが、この現場の道をはさんだ反対側が、「吉祥寺」と呼ばれた寺で、今はほとんど廃寺になっているらしく、有刺鉄線で囲われている。物騒だ。

 

 

いつもは草ぼうぼうだが、たまに、誰かが草刈りしているのか、今はまあまあ、雑草が少なかった。

しかし、問題は、うっそうとした樹木や竹。

 

 

もう、こんなふうに、いつも電線に触れるくらい伸び放題で、誰もここまでは手入れしないようだ。

今の時代、空き家が大変な問題になっているけれど、廃寺も問題だよな。なまじ、土地が広いし、木や竹が沢山植わっているから厄介だ。

この火事が、道をはさんだこの廃寺に類焼したら、と思うと、ぞっとする。この火事をきっかけに、廃寺の所有者も、更地にするなり、手を打ってほしいと思った。

 

 

 

 

ちなみに死者は出なかった。

 

我が家は鉄筋コンクリートのマンションだからここまで類焼することはないだろうけど、万一火事になったら、何を持って逃げるか、考え込んでしまった。