いろいろと節目の年である2022年。
日中国交回復から50年たった。上野にジャイアントパンダが送られ、日本中が熱狂した。
しかし、今となっては、国交回復しない方が良かったんじゃないかとすら思ったりする。
大体、日本人はお人好し過ぎるから。日本人は「国交」「友好」というものを水平な関係だと信じている。が、支那人のメンタルでは、「征服」か「服従」の上下2択しかないことを私は悟った。遅いんだけどね。
「ベルサイユのばら」の連載開始からも50年たった。
連載当時、池田理代子さんは、わずか24~25歳。当時の男尊女卑な時代背景を考えたら仕方ないのだけど、編集部は、
「女子供に歴史がわかるわけはない」
と、連載に猛反対した。そこを池田氏は、
「絶対当ててみせます。当たらなかったら連載中止して構わない」
と押し切って連載開始したところ、ご存じの通りの超人気大作になった。
女性漫画家の原稿料は、当時、男性漫画家よりずっと安かった。理由も、
「男の漫画家は妻子を養わないといけないからね、女より高いの」
という時代だった。池田氏は、女性の地位の向上にも、多大な貢献をした結果となった。
六本木ヒルズで11/20まで「ベルばら50年展」が開かれている。
行ってきました。よかった。
少年王ツタンカーメンの墓が、イギリス人考古学者のハワード・カーターにより、ほぼ未盗掘の状態で発見されてから、100年になる。本当によく残っていたものだ。エジプトには、まだまだ未発見の王墓があるのだろうか。考えただけでもワクワク。
新橋・横浜間に鉄道が開通してから、今年で150年になる。日本の鉄道がいかに優秀かは、私などが言うまでもない。毎日、正確かつ大量に運行してくれて、ありがたいことこの上ない。
そして、現在上野にある東京国立博物館も、創設から150年になる。上野は、いつ行っても、歴史と文化を感じ、身が引き締まる。ついでに今いるパンダも見てこようかな?