大阪のキャラクターと「拗音」

昨日たまたま見掛けたポスター。大阪で万博が開かれる予定らしい(← いかにも興味なさげ)。

 

前回、三波春夫がテーマソングを歌っていた1970年の万博は、日本中が高度経済成長に湧いていた好タイミングだったし、宇宙船アポロが持って帰った「月の石」を見るため、人々は何時間も待っていたものだった。

 

さて、その2025年万博のポスター。

 

 

この公認キャラクターを好きだ、って人は誰か居るのかなあ?

私はこれを見た瞬間「キモイ!! カエルの卵か?」と思い、これだけで行く気は皆無になった。

大阪の人たちだけで運営するんじゃないだろうけど、大阪の人たちって、日本の中でも極めて異なる感覚を持っていることは常々感じている。

 

このキャラに名前があることも知った。

 

 

ミャクミャク、だって。この形状から来ているのだろうか。もっとキモくなった。

 

英語nativeは、こういった「拗音」の発音に弱い。

うちの旦那は日本語トレーニングを受けているから「ミャクミャク」を発音できたけど、「東京、京都、旅館」なんて、英語nativeに発音させると「トキオ、キオト、リオカン」だ。プロゴルファーの石川遼選手なんて、彼の名前「遼(Ryo)」をどう発音するのか、記者団にトレーニングしていたのを見たことがある。タイガー・ウッズは彼の名を「リオ」と発音していた。

ミャクミャクなんて、外国人に発音できるのかなあ?

このキモさに加え、そこの点も考慮できる人が選考委員にいなかったのだろうか。まあ、ガイジンが発音しやすいかどうかなんて、選考委員にはどうでもいいことなんだろうけど。