「セゾン投信 積立て王子を首に」←さてどうしようかな

セゾン投信を設立した「積立て王子」こと中野会長が、今月末の株主総会をもって退任することが決まった。自社商品の直接販売にこだわる中野氏に対し、外部の商品も販売することを主張する親会社クレディセゾンの林野会長との対立があり、事実上、林野会長に首を切られたようだ。

 

 

 

どうしようかな・・・

私はNISAは全額(月10万円✕12)セゾン投信の「グローバルバランスファンド」に入れているのだ。信託報酬は、SBI証券楽天証券の低コスト商品に比べ、若干高いけれど、中野氏の投資信託に対する誠実な姿勢に共感してのことだ。

 

中野氏は、コロナ前は、年間を通し様々な地方を回って長期積立て投資の大切さを説き続けてきた人物だ。コロナ後の今はもちろんオンライン講習になったけれど、林野会長には、そのような顧客と直に接する覚悟がある人なのだろうか。

そもそもセゾンに積み立てをしていた顧客は、中野氏を信頼してこその客が多い。

長期の積立てには、当然波がある。「それでも、何があっても降りないことが大切」と説いた中野氏の説明はわかりやすかった。

 

日興リサーチセンターの推計によると、6月8日までで、セゾン投信投資信託からは約8億円もの資金が流出した、という。

これはつまり、中野氏を首にしたことへの顧客の怒りと考えて良いだろう。

 

私もどうしようかな・・・・・ とりあえず今月末の株主総会を見てから解約を考えてもいいかも。

来年からNISAも新制度になるし。