最近、C国人の旅行者が増えてきたのを実感する。
悪いことに、これまで見た目で直感的に「日本人じゃない」と区別がついてきたC国人だが、最近はあまりその区別が着かなくなってきたのである。来ている服も日本人っぽい。口をひらいて「ハニャ、ハニャ、フニャ」と言い出すと、あ、C国人だと分かることがしばしばである。いっそ人民服でも着てきてくれないかなあ。
彼らが増えていることに気がつくのがまた、トイレだ。C国人らは、いくら「英語、C国語、K国語」の注意書きが貼ってあっても、使用後の紙を流さず、トイレの隅の缶に入れていくからだ。未だにC国ではトイレットペーパーの質が悪くて水に流さず、すみっこに捨てる習慣があるせいだが、注意書きくらい読めよ!と腹が立つ。長年身についた習慣はおいそれと変えられないのか、はたまた、「トイレットペーパーが水に流せるはずがない」と思い込んでいるのか。C国から彼らを連れてくる旅行会社はちゃんと事前に指導して欲しいものだ。
女性トイレならすみっこに生理用品を捨てる缶があるけど、男性用大の個室では、この点、どうなっているのだろう?
さて、これはC国人とは関係ないが、アメリカ人旦那が、過日、某駅のトイレで撮影した写真。
彼はこれを見て、
「気持ち、ッテ、ドイウイミ?」
と聞いてきた。はあ~、なるほどね。この「気持ち」くらいの漢字なら彼は読める。
私はとっさに頭をめぐらせ、
「う~ん、a littleとか、somewhatという意味だよ」
と答えておいた。家に帰ってから、超久しぶりに、紙の辞書を手にして「気持ち」を引いたら「ほんの少し」とあった。まあ私の説明は間違っていなかった。
しかし、旦那はいまいち納得していなかった。そもそも「気持ち」とは「feeling」とか「mind」「heart」という意味だと理解していたのに、なぜ「a little」なんだ?ってことだろう。うんうん、その「気持ち」は分かるよ。
まだYahooブログを書いていた当時、ある男性から私のトイレネタにいただいたコメントで、
「『あなたが手にしているのはライフルではありません。短銃です。もっとぐっと前に出て』という貼り紙を男性用小便器で見たことがある」と聞いて、笑ったことがある。