「国立科学博物館CF」と、やめたい「赤い羽根共同募金」

上野にある、独立行政法人国立科学博物館が、資金難のため、8月7日午前8時に、1億円を目標額としてクラウドファンディングを開始したところ、わずか9時間半で目標額を達成したとのことだった。このクラウドファンディングは11月5日午前まで引き続き行われているが、さっき見たところ、寄付額は既に3億4100万円を突破していた。

 

 

私も先ほど7500円寄付した(手数料220円)。大好きなハチ公もジロもいるし。

人気の返礼品のコースはすでにかなり満了していた。

国立機関なのだから、国がもっと支援すべきという意見もあるけれど、国とてカネがあるわけではないから、こういうファンディングも良いと思う。国民にどれほど愛されているか、博物館自身も再認識するに至ったことだろう。こういう場合、返礼品は要らないか、返礼するにしても、モノよりも「体験型」が一番ふさわしいと思う。バックヤードツアーなんて最高ではないか。

 

さて・・・ 話変わって、別の寄付の話。おなじみの「赤い羽根」募金のことだ。

主催は、「日本赤十字」かと思っていたが、「中央共同募金会」というところだった。調べてみたら、会長は、あの、虚偽の証拠で逮捕されてしまったことのある元厚生労働省村木厚子さんだ。

気温が下がってくると、赤く染めたニワトリの羽を胸にさしている人(子供)が増える。風物詩でもあるが、ほぼ「強制」で募金させられるところもあるとか聞く。

 

しかし・・・

 

 

なんだとぉ~~?

赤い羽根も中国で作られているっぽいことはわかるけど、それが億単位とは。それに、何で日本人の募金が「中国での植林」は「韓国料理講習会」に使われる???

本当の話だったら、許しがたい。

寄付なんて、一度してしまったら、あとの使途は追えない。

カネの山にたかったもの勝ちってことか。天下り役人がかかわることって、ほんとロクなものじゃない。

村木さんも、ニセフロッピーで逮捕されて復帰したというクリーンなイメージをお持ちの方だけど、こんな会にかかわっていたらよろしくないと思う。