トマトが出盛りの時期だと思っていたが、どこで見ても「うひゃ~っ」という高値だ。
色が悪く、青っぽいようなものまでパック詰めされて売られている。これまでこんな色の悪いの、うやうやしく店頭に並んでいなかった。
野菜が高いのはトマトに限らない。天候不順で数が少なくなっているのだという。天候不順、とは、たぶん、過剰な日照のせいで、野菜の苗が枯れてしまったせいではないか。
肉も高くなった。ちょっとまとまった量を買うと、千円札がヒラヒラ飛んでいく。
それでも、まだ、店に行けば商品が売っている限り、ありがたいと思わなければならないようだ。
国連などが、この異常な暑さのせいで、世界的な食糧不足のおそれがあると警告していると聞いた。
さらに悪いことに、円が国際的に安いから、支那に「買い負け」しているという話だった。
幸い、支那は、日本産の海産物を輸入禁止にしてくれたので、我々はその分、安全な日本産の海産物をせっせと食べよう。
ピーマンだけは安いので、赤ピー青ピーの大量消費メニューを作った。
このごろ、雑誌などを見ると、「ピーマンは種を取らず種ごと食べましょう」的なレシピが目に付くようになった。
考えてみたら、ししとうは種ごと食べるんだから、ピーマンだってそうして食べてもいいのだとは思うけど、まれに、「ピーマンの種の中に虫が入っていた」という話も聞くので、やっぱり種は取っている。種を取る手間を考えると、中華料理店のチンジャオロースーなんて、かなり下準備に手間のかかっている料理だと思う。
最近ネットで見た手法だが、種を取り出すとき、いちいち包丁でくり抜かず、こうやって
「えいっ」と、握りこぶしでピーマンの頭を叩き潰すのだ。
そうしたら、うまくいくと「ヘタ」がこんなふうにはずれるので、中の種をかき出す。
こんなふうにうまく潰れなくても、潰れたところから種を出せば良いし、そんなに完全に取らなくてもかまわない。
じゃこと炒め煮に。
あと、高級品のはずだったシャインマスカットだが、
一房580円で売っていたよ。生産量が全国的に増えたのかな。それとも猛暑で枯れそうになる前に大量出荷があったとか?
↑もネットで見た手法をやったのだけど、軸に粒を付けたままにせず、はさみで1つ1つ切り落としてから冷蔵庫に入れると、粒の栄養が軸に取られずに良いそうだ。
しかし、皮がむきにくい種類だね(←これまで買ったことがなくてわからなかった)。アメリカでは、ぶどうは皮ごとガシガシ噛んで食べるのを知って私が衝撃を受けてから、逆に、日本ではぶどうの皮は口から出すのをアメリカ人旦那が知って衝撃を受けてから、●●年経った。↑は、アメリカ人向きのぶどうかもしれない。私は皮を出す巨峰とかデラが好きだよ。